【シルクロードの交差点、文化のるつぼウズベキスタン】
古くからアジアとヨーロッパをつなぐシルクロードの要所として栄えてきたウズベキスタン。
多くの人々が行き交い、さまざまな文化が混ざり合ったこの地は、まさに“クロスオーバーカルチャー”の中心地といえるでしょう。
【多文化が息づく、奥深いウズベキスタン料理の魅力】
さまざまな食材や調理法がもたらされ、独自に発展してきたウズベキスタン料理。
香辛料を上手に使いながらもどこか素朴で、心がほっとする味わいが特徴です。喫茶文化も盛んで、お茶とともに楽しむ甘味やお菓子も豊富です。
【ウズベキスタンのお祝い料理「プロフ」とは?】
今回ご紹介するのは、ウズベキスタンで最も代表的なごちそう「プロフ」。
「プロフ……? ピラフのこと?」と疑問に思われた方、実はその通りです。
プロフは、シルクロードを通じて西へ伝わり、ヨーロッパでピラフとして知られるようになった料理の原型だといわれています。
お祝いの席では大鍋で豪快に作られ、香ばしい香りとともに人々を笑顔にする一品。
そんなプロフを通して、ウズベキスタンの食の奥深さを体験してみませんか?
【講師紹介】ウマロヴァ・ズルフィヤさん
今回の講師は、ウズベキスタンのお菓子ブランド「Lazzat(ラザット)」を主宰されているウマロヴァ・ズルフィヤさん。サマルカンド州ご出身で、ウズベキスタンの家庭料理や食文化に幅広く精通されています。
料理だけでなく、現地の暮らしや文化についてもお話を伺いながら、一緒にシルクロードの味を楽しみましょう。
多文化が交差する地ウズベキスタンの魅力を、料理を通じて味わうひととき。
築地で旅するような気分で、ぜひご一緒にお楽しみください。
皆さまのご参加をお待ちしております!
【日時】
2025年7月24日(木)10:30~13:30
【場所】
築地魚河岸キッチンスタジオ
中央区築地6丁目26-1魚河岸スタジオ3F
【参加費】6,900円
【お申込み】
下記URLよりお申し込みください。(外部サイトに飛びます)
https://peatix.com/event/4470673
※イベントに参加するボタンを押しただけでは確定となりませんのでご注意ください。
【イベント内容】
▼前半
・デモンストレーション、料理実習
▼後半
・食事
・ウズベキスタンの食文化についてウマロヴァさんよりレクチャー
・片付け(全員でご協力をお願いします。)
終了
※内容は多少の変更を伴う場合がございます。
<当日のメニュー>
【プロフ Plov(Osh) オッシュ】
ウズベキスタンを代表する伝統米料理であり、国民食です。結婚式や祝賀パーティー、親戚の集まりなど、大切なお客様が来た時のおもてなし料理としても欠かせません。ウズベキスタンの人々の大好物の料理なのです。
プロフとは中央アジアで広く食べられている炊き込みごはんで、米に肉とにんじんの旨味をたっぷり吸わせて炊き上げます。ちなみに、このプロフはユネスコの世界無形文化遺産に登録されました。
【アチック・チュチュックサラダ( / Achichiq-Chuchuk Salati】
玉ねぎとトマトのサラダ。
ウズベキスタンではプロフを食べる時にはこのサラダが必須です。シンプルな味付けこそさっぱりとした味わいになり、サラダの汁をプロフにかけて食べると、米に染み渡った肉の脂の濃厚さが中和されてあっさりした味わいになります。
【Morkavcha マルカヴチャ】
ニンジンサラダ。
人参サラダは中央アジアでよく食べられ、もともと韓国系(朝鮮)ウズベキスタン人が作る人気のにんじんサラダです。お酢と特別な調味料を効かせた味で、シャキシャキとした食感が心地よい副菜。
【Chak-Chak チャクチャク】
ウズベキスタン伝統の揚げ菓子。
チャクチャクはロシアや中央アジアの地域では人気の伝統お菓子です。結婚式やホームパーティーや、ラマダンなど祭りなどでよく登場します。
卵入り生地を小さく丸め、油で揚げたあとにハチミツシロップを染み込ませます。少しさめたところでナッツを散らし、ギュッと押し固めて冷やして作ります。
【講師プロフィール】
ウマロヴァ ズルフィヤさん
Umarova Zulfiya
ウズベキスタン料理研究家。製菓ブランドLazzat主宰。サマルカンド州生まれ。
ウズベキスタン料理全般、特にウズベキスタンのスイーツが専門分野。高級レストランでの勤務経験などを活かしながら、菓子製造許可のキッチンでウズベキスタンスイーツを作り、イベント出店や小売店の卸販売を行っている。
皆さまのご参加をお待ちしております!