在日コリアンの家庭に生まれた著者の“生きづらさ”を、
「食」を手がかりに描き出す初の自伝的エッセイ。
在日一世の父と二世の母を持つ著者が、家族との関係や、日本と韓国の狭間でさまざまな葛藤を重ね、一人の女性としてのアイデンティティを確立していく成長の物語。
キムチ、珈琲、寿司、カップ麺、フライドチキンなど、「食」を通して彼女自身が感じてきた“違和感”と“劣等感”の正体を赤裸々に語った全十六話を収録。
「在日の子」なのにキムチが嫌い。でもお寿司も嫌い――。
何をしても自己肯定感が得られなかった少女の、魂の遍歴。
いとうあさこさん(タレント) 絶賛!
私も人生の中で“食”がとても大切。だから“食”を思い出すと、そこに人生の話が勝手についてくる。それにしても深沢さんの見てきた、感じてきたことと私のそれはまったく違うはずなのに、共通点が多いのは中学高校の同窓生だから!?
「聖子ちゃんカット」「水銀の体温計を細工して熱あるふり」──「遺伝的にコレステロール値が高くなりやすい」まで似ている(笑)
出版社:集英社インターナショナル
発売日:2025年1月
◆ゲ ス ト◆
深沢潮さん(本書籍著者)
1966(昭和41)年、東京都生まれ。2012(平成24)年「金江のおばさん」で「女による女のためのR-18文学賞」大賞を受賞。受賞作を含む連作短編集『縁を結うひと』(新潮文庫)を始め、『ひとかどの父へ』(朝日文庫)、『緑と赤』(小学館文庫)、『海を抱いて月に眠る』(文春文庫)のような在日の家族が抱える「答えの出ない問い」に向き合う作品や、現代女性の価値観に切り込む作品を次々と発表。既刊書には『かけらのかたち』(新潮文庫)、『乳房のくにで』(双葉文庫)、『私のアグアをさがして』(KADOKAWA)、などがある。
最新作『李の花が散っても』(朝日新聞出版)は李氏朝鮮最後の皇太子となった李垠と結婚した梨本宮家の長女・方子の運命を経糸にして、大正時代から戦後までの日韓関係の複雑な側面を描きだし、読書界の話題となった。
◆開催時間◆
7月26日(土)開演 15:00(講演が配信される予定の時間)
(会場の入場・受付開始 14:30)
◆参加方法と留意事項◆
・参加方法は、ハイブリット開催(会場参加・オンライン配信)をお選びいただけます。
・お申込みされた全ての方が「後見せ配信」を視聴いただけます。
・下記の「確認・留意事項」を必ずご確認いただき、お申込み下さい。
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・お申込みはチケット1枚でお一人の参加・視聴となります。
・関係者以外の方の配信映像の無断撮影・録画・録音行為は禁止です。
・配信用URLや配布資料などの転送、SNSなどネット上への転載は禁止です。
※発覚した際はイベントを中止する事があります。
<会場参加の確認・留意事項>
・事前申し込み無く来場されてもご入場は出来ません。ご了承ください。
・お守りいただけない方、ならびに進行を妨げる方は、主催者側の判断によりご退場いただく場合がございます。
・会場では本書籍も販売予定です。
<オンライン配信の確認・留意事項>
1)配信用URLと資料は、前日夕方に、メール、peatix両方からお送りします。
開催前日17時以降にお申込の方は、開催当日12時以降にお送りいたします。
2)配信中に、配信トラブル等やむを得ない事情によりURLを切り替え変更する場合があります。
その場合、変更したURLはメールでお送りしますので、必ずメールを確認出来る状態でお願いします。
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