なんとなくフランス - ウーーノのピアノのコンサート

街を歩いていたら、

ふと

理容院が見えたんだ。

そうだ、

フランス音楽を弾こうって

思ったね。

なんとなく…


ということで、2025年のウーーノのリサイタルのテーマは「なんとなくフランス」。

フランス音楽をピックアップします。

アート界が華やいでいたあの頃。美術では、モネの睡蓮が発表され、音楽では、ドビュッシー、ラヴェル、フォーレと巨匠たちが息づいていました。目に見えるようで見えず、形あるようでない「水」を描くということが、一つの流行りであったようにも感じます。

暑い日が続くと予想される日本の夏。音楽くらい涼しいものをと、水辺のイメージの音楽を前半で演奏します。あるものは流れ、あるものはそこに留まり、あるものは轟音で押し寄せ、水を表現します。音楽もまた「水」の描きかたは十人十色。噴水、川、浜辺、大海原、水たまり・・・いろんな水辺の風景をお楽しみください。

フランス　それは甘美な響き
マカロンのように
甘く蕩ける
音楽の世界へ　誘います

フランス　それは水のゆらめき
形のない水は
体と心に
染み渡る　音のシャワー

甘いささやきと、魅了させられる毒。わかっていても罠にかかってしまう、巧妙な罠のよう。
そんな、フランス音楽の甘美な罠に身をゆだねてみませんか。