<自主上映会>「百姓の百の声」
食べている限り、誰の隣にも「農」はある
なのにどうして「農」の世界は私たちから遠いのか
和食を撮って世界を魅了した「千年の一滴 だし しょうゆ」の柴田昌平監督が、食の原点である「農」に向き合った。
全国の百姓たちの知恵・工夫・人生を美しい映像とインタビューで紡ぎ出す。
自然と向き合い、作物を熟知する百姓たちの 叡智を訪ねたドキュメンタリー。
<予告編>
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柴田昌平(監督・撮影)
1963年生まれ。NHKを経て、宮本常一の弟子・姫田忠義の民族文化映像研究所で記録映画に従事。プロダクション・エイシア設立後、「ひめゆり」(2006年),「千年の一滴 だし しょうゆ」(2014年),「百姓の百の声」(2022年)など。
大兼久由美(プロデューサー・撮影)
沖縄出身。柴田昌平監督とは夫婦。柴田作品のプロデュース、配給を行う。「百姓の百の声」では撮影も担当。
(C)プロダクション・エイシア
令和の米騒動をきっかけにかつてないほど「食」や「農」への関心が高まっていると感じます。
しかし残念ながら消費者やメディアの関心は「米の価格」に集中してしまっていて本質から離れてしまっているのでは?と危惧します。
そんな今だからこそ見るべき,見て欲しい映画だと考え、浦堂認定こども園さんと共に2年半ぶりに自主上映会を企画しました。
来年公開予定の「百姓の百の声Ⅱ~未来にタネをまく~」予告編の上映、
この映画のプロデューサー大兼久由美さんによるトークイベントもございます。
是非ご覧下さい。お申込みお待ちしております。
(太田準/テマヒマ代表)
■日時
9月6日(土)
①9:30~
②14:00~
映画+トークで約3時間
■場所
浦堂認定こども園
高槻市宮之川原4-3-1
■人数
各回定員50名(申込先着順優先)
■料金
大人 1800円
中学生・高校生 900円
小学生以下 無料
※当日現金払い
■主催・問合・申込
・テマヒマ
072-655-3259
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・浦堂認定こども園
072-687-7237
※お名前、人数、ご連絡先お電話番号、ご希望の回(午前or午後)をお知らせ下さい。
以下、HPより推薦文を一部抜粋してご紹介します。
お百姓さんは、なぜこれほどまでに強くて賢いのだろう。
目の前の自然をくまなく観察し、自分の頭で思考し、先人たちの智恵と、農家同士で得た情報を絶えず学びながら、自らの肉体を使って労作する。太陽の光でピカピカに輝く彼らの表情を見ながら、農的営みは、人間を最も人間たらしめるものだと思った。
(纐纈あや/映画監督)
“百姓”の凄さを観た
映像の美しさと、一人ひとりの長年の百姓体験で培ってきた自信と誇り、それによって醸し出される、神々しいまでの百姓の人間の魅力が画面からほとばしり出る映画。
(土井敏邦/映画監督)
この映画は、あなたの人生を変える方法を教えている。仕事を楽しむための工夫が楽しくてたまらない人たちを撮った楽しい映画だ。あなたが存在することが誰かを喜ばせることこそ、あなたの人生の出発であったことを思い起こさせてくれる。溢れんばかりの豊かさを享受せよ、と出演者たちは私たちに示している。
(藤原辰史/歴史学者・京都大学准教授)
私は、食の仕事をしているすべての人に『百姓の百の声』を見てほしいと思う。日本人の食の土壌がどんなふうに耕されているのか、誰が私たちの食を支えているのかを、リアルに感じ取れるからだ。もちろん、食の仕事をしていない人にも見てほしい。
(君島佐和子/「料理通信」元編集長・フードジャーナリスト)
そもそも日本の国は古来から圧倒的に百姓が多かったのであって、ということはつまり、そういう理不尽にもへこたれない精神力を備えた農家力は、そのまま日本という国の底力そのものだったのではないか。
(梨木香歩/作家)
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