船越堤公園中央広場カフェスタンド「そらのクジラ」は、哲学カフェを5月より10月まで毎月1回(全6回)開催しています。
哲学カフェのタイトルは「遊戯する月」。ファシリテーターは、静岡大学で哲学倫理を学ぶ四年生です。
哲学カフェというと難しい印象からもしれませんが、コーヒーを飲みながら、テーマに添いながら気軽に対話する時間です。参加者の多くは「哲学」とは馴染みのない方ですが、毎回とても充実した対話が生まれます。
タイトルの中にもあるように、この哲学カフェの大きなテーマは「遊び/遊ぶ」です。昨今、社会から遊び場が減る中で、公園で私たち大人はどのような遊びができるのか。好奇心を持ってご参加ください。
哲学カフェ世話人 柚木康裕(「そらのクジラ」代表)
【開催情報】
哲学カフェ in the park「遊戯する月」
第3回「私の居場所」
はじめの問い「公園にいる私は、本当の私だろうか?」
ファシリテーター:神谷龍之介(静岡大学)
世話人:柚木康裕(「そらのクジラ」代表)
日時:2025年7月31日(木) 18:30 - 20:00
場所:そらのクジラ(清水船越堤公園中央広場)
〒424-0866 静岡県静岡市清水区船越497
料金:1,000円(税込、ドリンク、お菓子付き)
【申込み】Googleフォーム
https://forms.gle/ZFJsfVsn6onJbkjh8
予約なしでも参加可能です。予約して頂けると参加者の把握ができるので有難いです。
第3回: 7月31日「私の居場所」
はじめの問い「公園にいる私は、本当の私だろうか?」
わたしってだれ?じぶんってなに?
ときどき問いかけてしまうこんな言葉を、鷲田清一は「爆弾のような問い」と呼んでいます。何百年も哲学者たちが悩んできた「自我」の問題を、自分たちの「遊び」から考えてみたいと思います。
社会の中にいるのは本当のじぶんではなくて、何かを演じた「じぶん」をたくさん用意しているのではないでしょうか。じゃあ、本当のじぶんってなんですか、と聞かれると答えに詰まってしまう。公園では、演じるべき役割はほとんどありません。本当の「わたし」の居場所を、対話しながら探してみませんか。
ファシリテーター 神谷龍之介
【プロフィール】神谷 龍之介
2003年生。静岡県浜松市出身。静岡大学 人文社会科学部 社会学科 哲学・倫理学分野 4年。現在は、能楽における「老い」をテーマに研究しながら、「成瀬 凌圓 / Nullxe Ryoen」名義でnoteの投稿も行なっている。
哲学カフェ in the park「遊戯する月」スケジュール
第1回: 5月29日「遊びと人生」
第2回: 6月26日「文化と身体」
第3回: 7月31日「私の居場所」← 今回
第4回: 8月28日「自由と他者」
第5回: 9月25日「余裕と余白」
第6回:10月30日「ことばの力」
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