熟成日本酒と、その原酒を飲み比べる会を開催します。
多くのお酒は熟成されることで、その価値を高めます。ワイン、ウイスキー、ブランデー、ラム、焼酎、梅酒・・・実は “日本酒”も熟成によって豊かな味わいに変化することをご存知でしょうか?
熟成日本酒の歴史は鎌倉時代まで遡ることができますが、明治政府の政策により熟成酒の製造は衰退。現在、1000以上ある酒蔵の中で、毎年熟成日本酒を製造している蔵は数えるほどしかありません。そのため熟成された日本酒を楽しむ機会は大変貴重! 一方で、熟成酒の魅力に気づき製造を復活させる酒蔵も出てきており、これからが楽しみな分野とも言えます。
本イベントでは、熟成日本酒を飲みながら基本情報や楽しみ方を聞き、その魅力を堪能していただきます!
今回、熟成日本酒復活のパイオニアとして知られる達磨正宗(天保6年創業)の熟成酒2種類(3年・5年)と、この時期にしか飲めない貴重な3月搾りたての生原酒(時期が過ぎると熟成酒になるため)の3種類を飲み比べます。
「熟成に耐えられるお酒こそ、価値の高いお酒」
「“精米歩合を下げることが、より良い酒を造る”は間違い!?」
熟成酒にフォーカスするからこそ見えてくる知られざる日本酒の魅力とは?
お話しいただくのはグランド和酒マスターテイスターの資格を持つ熟成酒普及に尽力されている大竹智子氏。 “グランド和酒マスターテイスター”は、国際標準のテイスティング技術を含む日本酒の資格として最も歴史を持つ資格“唎酒師”の最上位資格で保有者数は100人ほど。唎酒師資格保有者の0.2%のみが認定された唎酒師の中で限られた存在です。そんな大竹氏と少人数で行う熟成日本酒を学んで飲み比べる貴重な時間を共有しましょう。
四合瓶1本で5,000円以上する古酒や、今の時期だけしか飲めない貴重な生原酒など3種類の飲み比べに加えて、大竹氏がセレクトした振る舞い酒もご提供します。大竹氏の「熟成日本酒の魅力を多くの人に知って欲しい」という想いから実現しました。
お席に限りがありますのでお申し込みはお早めに!!
【日時】
2025年5月31日(土)15:00~17:00 (14:45開場)
【場所】
グランスター新宿御苑(東京都新宿区新宿1丁目8−10高岡ビル2階)
【参加費】
7500円
【内容】
・大竹氏による熟成日本酒紹介&テイスティンググラスを使った3種飲み比べ(各70cc)
※テイスティングの仕方なども丁寧にお教えしますので、初心者の方も安心してご参加ください。
・振る舞い酒1杯&フィンガーフード付き交流会(振る舞い酒の2杯目以降は追加購入でお楽しみいただくことができます)
【大竹智子氏プロフィール】
20歳から飲食の世界に入り、最老舗ワインスクールであるアカデミー・デュ・ヴァン東京校(現・青山校)の本科生としてワインの授業を受けながら、現場経験を積む。ワインを学ぶ中で田崎真也氏の「日本のソムリエは、自分の国のお酒を知らない」という言葉に出会い日本酒の世界に関心を持ち、2005年に酒匠資格試験に合格。当時は珍しかったフランス・パリでの日本酒販売のコーディネートなどを行い、2009年にはボルドーへの日本酒輸出を手がけて、同地史上初めて日本酒の店頭試飲販売を成功させた。大学の実証実験専属テイスター、読売新聞系カルチャースクールやワインスクール講師、ワインセミナーなどを行っている。
〜主な保有資格〜
SSI認定 グランド和酒マスターテイスター/日本官能評価学会認定 官能評価士/英国WSET(Wine & Spirit Education Trust)レベル3/日本ドイツワイン協会連合会認定ドイツワイン上級ケナー/ボルドーワイン委員会 教育カリキュラム テイスティングコース 現地にて修了
〜主な所属学会・研究会〜
長期熟成酒研究会/日本官能評価学会/日本味と匂学会/日本農業気象学会/兵庫県有機農業研究会/日本水環境学会/日本コーヒー文化学会
お申し込みはこちら!
https://forms.gle/8Qy5LoAKkb3UiHzbA
You may also like the following events from 国歌の輪プロジェクト ~国歌を使って国際交流~: