余市農芸学舎 一日コース 第50回 「果樹園の冬支度と籠作り」

　以前にも好評だった野生の蔓を採取しての籠作り、今年は７月の一日コース時に採取しておいたオニグルミの樹皮も使って、蔓だけでなく樹皮も材料に用い、それぞれ思い思いに個性的な籠作りに挑戦したいと思います。不足する分は、当NPO法人理事で箒職人の吉田慎司さんにも提供していただきます。（写真の籠は、牧野校長が今年の7月に家の裏に生えているアケビの蔓とオニグルミの樹皮で作ったものです）
　午前中、当園にある果樹の蔓（ブドウ、キウイフルーツ、アケビ）や、雑木に絡まる野生の蔓（クズ、ヤマブドウ、ノブドウ、サルナシ、マタタビ、ツルウメモドキ等）を採取し、編みやすく柔軟で折れにくくするため水に浸し、その間にベリー類の冬支度の結束作業等を行いたいと思います。
　午後からドームハウスを会場にして、全員で籠作りを行い、最後は各自の作品の発表会と、恒例のミニコンサートで締めくくります。冬を目前にして、畑仕舞と冬にできる手仕事の技を、皆で学んで行きましょう。

📅 日時
2025年11月２日（日）9:00～17:00（雨天決行）
📍 場所
有機農園「えこふぁーむ」Makino Ecological Farm
北海道余市郡余市町登町1178
☎️ 090-1382-7237（牧野）

💰 参加費
一般：1,500円、正会員：1000円、18歳未満：無料

◯持ち物
汚れてもよい服装・靴、軍手、（雨天時は雨合羽）
お弁当・飲み物
ラジオペンチ（100円ショップにあるようなもので十分）
楽器や楽譜（ミニコンサートに参加できる方）

◯当日のスケジュール
8:45　受付開始
9:00　農園内での蔓集め。
10:00　ベリー類の剪定・結束作業
12:00　昼食・休憩
13:00　籠作りワークショップ
16:00　作品発表会＆ミニコンサート
17:00　解散

👉 参加ご希望の方は、このイベントページの「参加する」を押してください。同伴者がいる場合には、メッセンジャーにて詳細をお知らせください。

◯今後の予定
第51回 12月6日（土）：第一日曜から変更しました。詳細については、追ってお知らせいたします。
テーマ：「アイヌ民族と北海道（仮題）」　北海道大学アイヌ先住民研究センター准教授の石原真衣さんをお招きし、当ＮＰＯ法人監事の大倉一郎さん（元フェリス女学院大学教授、多文化共生学）をコーディネーターとして、お二人の個人史も含めたお話をお聞きして、北海道における民族問題と我々のあり方等について、考えて行きたいと思います。