【おかげさまで満席となりました! 8月7日19時〜で追加やります! これからご予約いただける方は、そちらをご検討くださいませ】
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奇数月開催、次回仏像トーク「仏像をめぐるぐるりのこと vol.8」です。
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【日時】
7月31日(木)19:00〜20:30
(受付 / 18:00〜)
【開場】
扇町ミュージアムキューブ内
談話室マチソワ
(大阪市北区南扇町6-26)
https://talkin-about.sub.jp/matineesoiree/
【お代】
1ドリンク+資料代200円
毎回予想以上にご来場いただくおかげで、カフェのほうがバタついてしまいます。
早めに来ていただいて、開始までゆっくり過ごしていただけたらありがたいです。
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今回は、季節の風物詩でもあるので、「地獄」をやります。
「死後の世界の歩き方」です。
死んだら、死装束を着て、六文銭を握りしめ、死出山を超えていき、三途の川にたどり着きます。
三途の川に着いたら着いたで、川の畔で奪衣婆ババァに身ぐるみ剥がされ、罪の重さによって、三途の川の渡り方が決まります。
三途の川って、3パターンの渡りかたがある川、って意味です。
その後、閻魔の裁きにより次の人生の転生先が決まるわけだけど、それまでには細かい手続き、お裁きがあります。
あなたがなんぼウソをついても、それを見破るウソ発見機的なガジェットもたくさん登場します。
お裁きも一回ではありません。地裁・高裁・最高裁の3審のみならず、再審請求もできます。恩赦、嘆願などもあります。
そんな、裁きの時間を経て、あなたの次の人生の行き先は、6つの世界のどれか。六道の輪廻からは逃れられんわけですが、仏法を学び、修行を経ると、この輪廻のサイクルから逃れられます。それを「解脱」と言います。仏教の最終的な目標は、この、解脱です。輪廻からの脱出です。ワシには無理ですが。その仕組みや道筋、そしてもっとも恐ろしい世界の「地獄」について紹介します。
そんな話を、次回やります。
お盆を迎える前に、地獄について知りましょう。
そして、これまた時節柄ですが、次回のイントロは、「仏教と戦争」です。
第二次大戦を仏教はどう過ごしたか。そんなことをスライドとともに振り返りたいと思います。
今回のチラシは、閻魔。
閻魔さんも地獄も死後の世界も、平安時代に刊行された「往生要集」に詳しいです。
その当時の閻魔のビジュアルは、それはそれは恐ろしいものですが、時代が下り、江戸時代あたりになると、閻魔もかなりいじられキャラになってます。江戸時代の表現って、無敵やね。なんでもかんでもナンセンスというかシュールというか、文化がひねくれ倒し、爛熟に爛熟を重ねますね。
僕の紹介なので、地獄もきっとシュールな紹介になりそうな気もしますが、怖いもん見たさでお越しくださいませー。