【丹沢へのご招待】
「医療とは何か」、「健康とは何か」、「生きるとは何か」そんな答えも見つからないような命題を高校生から今日に至るまで早10年も考え続けてきました。
そうした歴史の中で、私は様々なことを経験し様々な人と出会い、その経験をもとに「医療」という枠組みを超え、もっと全体性を見ようという思いました。
そして、「幸せとは何か」、「人間にとって本質的で欠かせないもとは何か」を考える内に「場」というものに出会いました。
First Placeとして家、家庭で育まれる「愛が生まれる場」、
Second Placeとして子どもは学校、大人なら職場という「組織の縦の場」、
そんな世界の行き来が世の中の人にとって大いなる時間を締め、小さな世界の行き来で多くの人が生活しています。
そこでThird Placeとして身分や肩書、年齢に関係なくその場に居合わせた人で「創造していく横の場」は凝り固まった世界観からの開放や新たな発見や学びの場となり、
世界を広げ「こころ」を豊かに育んで行く場になるのではないかと私は考えています。
そして、医療全体性を考えた際に今の現代医療が病気の原因を調べて「病気を治す場」として考えるならば、こうしたThird Placeという場は人間が本来持っている自然治癒(切り傷が修復される現象)で「病気が治る場」になるのではないのかと考えています。
つまり、現代医療は過去に蓄積されたものから原因を探し「他の力を借りる場」とすれば、Third Placeは未来に向かって自分が持っているものから「自分で治していく場」であるということです。
そうした両者が不足している部分を補い、始めて「健康」という言葉が生まれうまく回り始めるものだと私は思っています。
また、教育の全体性を考えた際にも今の現代教育が処理能力を高くするという「機械化の場」と考えるならば、こうしたThird Placeは誰も気づかなかった発見をする「創造性の場」ともなるのではないかとも考えています。
つまり、現代教育は先人の知恵を借り、与えられた問題を解決する「処理能力の場」とすれば、Third Placeは未来に向かって未だ誰も発見やっていないことを探しつずける「発見の場」であるということです。
「健康」同様、そうした両者が不足している部分を補い、始めて「教育を超えた学び」が生まれるのではないかと私は思っています。
そんな中、いろいろな人と関わらせていただくうちに、そんな思いに共感をされてくださる方がいらっしゃり、若輩者ながらこうした場を設けさせていただく形になりました。
そうした観点で、まず初めに肌身で感じてもらいやすい「山」と「温泉」を舞台に、身体性を通じて内側から動き出す「こころ」に焦点を当て自己観察をしてもらおうと考えております。
頭優位で凝り固まった五感を、自然というフィールドで音や匂いとともに五感を取り戻し開放させ、場から生まれる一瞬一瞬楽しんで共に学んで行きたいと思っております。
ぜひ、参加お待ちしております。
※登山初めての方、初心者の方、お子さん、親御さん、ご家族どんな形でもご参加いただけます。
また、活動名は気づいたら広がっているような思いも込めて自然の「然」から言葉を借り、『然(ZEN)〜もうひとつの我が家〜』(仮)にさせていただこうかなと考えております。
〈申込み方法〉
・お名前(フリガナ)
・住所
・電話番号
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・年齢
・直近(1年以内)に登られた山
を私宛にDMをお送り下さい。