全ての人のための読書会であり、誰のためでもない読書会。
「読んで生きるか、読まずに死ぬか」を合言葉に、Sakk Biblio(サックビブリオ)が始まります。
月に1冊ずつ、哲学や人文社会に関する古典や新刊本を読み進めていきます。
第36冊目は、資本主義の次に来る世界:「少ない方が豊か」である。
「少ないほうが豊か」である!
「アニミズム対二元論」というかつてない視点で文明を読み解き、
成長を必要としない次なる社会を描く希望の書!
ケイト・ラワース(『ドーナツ経済学が世界を救う』著者)、
ダニー・ドーリング(『Slowdown 減速する素晴らしき世界』著者)ほか、
世界の知識人が大絶賛!
デカルトの二元論は「人間」と「自然」を分離した。
そして資本主義により、自然や身体は「外部化」され、
「ニーズ」や「欲求」が人為的に創出されるようになった。
資本主義の成長志向のシステムは、人間のニーズを満たすのではなく、
「満たさないようにすること」が目的なのだ。
それでは、人類や地球に不幸と破滅をもたらさない、
「成長に依存しない次なるシステム」とは何か?
経済人類学者が描く、かつてない文明論と未来論。
本書が語るのは破滅ではない。語りたいのは希望だ。
どうすれば、支配と採取を軸とする経済から生物界との
互恵に根差した経済へ移行できるかを語ろう。
(「はじめに 人新世と資本主義」より)
【流れ】
・事前に本を読んでくる
・自己紹介、チェックイン
・この本が生まれた背景、全体要旨を確認
・次のようなことをチョイスして雑談(できれば事前に各自メモを)
・印象に残った3箇所くらい
・この本に結びつきそうな自分の経験
・この本がなぜ読み継がれていると思うか
・この本を読んで自分にどんな変化が起きそう(起こしたい)か
【今月のBiblio】
https://amzn.asia/d/5VeCJnw
【日時】
2025年11月27日(木)10:00-12:00頃まで
【開催場所】
ワークテラス佐久
【主催】
ワークテラス佐久 柳澤拓道
1985年生まれ。2020年に東京から祖父の故郷である佐久市に家族移住し、地域の可能性に真摯に向き合うプロジェクトを組成・模索中。東京大学文学部(社会学)卒業。政策研究大学院大学修了(公共政策修士)。
【参加方法】
FBイベントページにて参加ボタンを押してください
【費用】
無料
(イベント後にワークテラスで作業をされる方は、別途入館料がかかります)