~無農薬・無肥料・乾田苗代・天日干しのお米作り~
~現役農家さん、初心者さん、関心のある方、未経験者さん大歓迎~
木戸将之さん(奈良県桜井市)の田んぼで毎年恒例となっている桜井稲作技術検討会から派生して
奈良県山添村 最上流部 切幡の中山間地域の田んぼで開催させて頂くことになりました。
★開催日: 2025 年 7月20日
★開催地: 奈良県山辺郡山添村三ヶ谷1812-1
CAFESUNWOOD前 の 風の谷の田んぼ
★参加費 1人:3000円 当日現金にてお支払
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・10:00-12:00 圃場見学(風の谷の田んぼ)
茨城大学 名誉教授 中島紀一先生と一緒に田んぼを見学し、解説して頂きます。
(昼食 休憩)
・食事
(白血病から奇跡の復活を遂げた旅するピザ職人ユウスケさんが出張ピザに来てくれます。おにぎりの販売もあります。必要な方はどうぞ)
・13:00-16:00 交流会、大和高原民族史料館
の見学(山添村役場 豊原出張所 内)
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中島先生
木戸さんによる講評を頂きつつ交流します
大和歴史民族資料館の見学もします。近藤夏織子さん(大和高原文化の会)の解説付き
茜染めのアーティスト茜香さんによる展示もあります✨
・18:00 懇親会 (農家民宿野の花)
別途会費2000円程度
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★主催者 ソーシャルファームいすきあ
★お問い合わせ:
080-4399-6328(内山)
eWFtYXRvICEgaGF5YXRvIHwgZ21haWwgISBjb20=
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【お申込は、フェイスブックイベント参加ボタンを押してからこちらのフォームからからお願いします🙇】
↓↓
https://forms.gle/FhczCsHGtk3DbbfSA
【イベントへの想い等々詳細を知りたい方はこちら】
https://ameblo.jp/hayamato7/entry-12913766757.html
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★稲作検討会と聞くと敷居が高いイメージですが、プロの農家さん、自給用生産者の方、初心者さん、将来お米作りしたい人まで、自然農法や有機農法、慣行農法などの農法に関係無く参加して頂けます。
木戸さんの思いや、米作りのお仲間の取り組みに触れてみたいと思われる方のご参加をお待ちしております。
お米作りをされてなくても、子育てされているお母さん方や
食に興味のある方もご遠慮なくどうぞ。
★歴史民俗資料館の見学と近藤夏織子さん(大和高原文化の会)の解説
茜染めのアーティストさんで、風の谷の田んぼの横で一緒に
自生種の茜の栽培を開始された茜香さんの展示
もありますので風の谷の活動に興味のある方どうぞもご参加下さい
山添村に興味がある方、移住希望の方、田舎暮らしに興味のある方
リピート常連さんのご参加もお待ちしております。
毎回、他府県からも多くの方が参加されますが、今回もぜひ多くの方にご参加いただけると嬉しいです。
★中島紀一先生は、膨大な書籍のみならず全国の農家を回り得た膨大な知識とご経験(自ら自然農法で稲作を実践されている)をもとに分かりやすく優しく伝えて下さいます。
★過去参加した奈良県桜井市での稲作検討会では、稲の技術的な解説だけでなく、卑弥呼の時代からの興味深いお話を
近隣の神社の見学をしながら解説くださいました。
米を作るということは、神様や国造りともつながるものなのだと目から鱗の体験をしました。
★米を突き詰めている木戸さん中島先生ですが
”技術ではなくこころ”
というのが、直近にお伺いした
神戸や桜井の勉強会で頻繁に聞いたフレーズでした。
山添村という歴史ある場所から、なにかヒントとなるような時空を超えたご縁や可能性が生まれることを祈りつつ
7/20まで準備に励みます。
★中島先生の新刊
『「みどり」と「いのち」の農業原論 農とはあまり係わりのなかった方々へ』も当日販売致します。
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中島紀一(なかじまきいち)先生
1947年 埼玉県出身
①略歴
昭和22年2月 埼玉県生まれ
昭和45年3月 東京教育大学(現 筑波大学)農学部農学科卒業
昭和47年3月 東京教育大学(現 筑波大学)大学院修士課程農学研究科農学専攻修了
昭和47年4月 東京教育大学(現 筑波大学)農学部助手
平成 5年4月 農民教育協会鯉淵学園教授
平成13年5月 茨城大学農学部教授(附属農場長、学部長を歴任)
平成24年3月 退官
元 日本有機農業学会会長
②現在の主な役職
・茨城大学名誉教授
・総合農業研究所代表
・有機農業技術会議代表
③著書
「食べものと農業はおカネだけでは測れない」コモンズ(2004)
「地域と響き合う農学教育の新展開」筑波書房、共著(2008)
「有機農業の技術と考え方」コモンズ、共著(2010)
「有機農業政策と農の再生」コモンズ(2011)
「有機農業の技術とは何か」農文協(2013)
「原発事故と農の復興」コモンズ、共著(2013)
「野の道の農学論ー総合農学を歩いて」
(2015)
「自然と共にある農業への道を探る」ー有機農業・自然農法・小農制
(2021) 他
(2025)『「みどり」と「いのち」の農業原論 農とはあまり係わりのなかった方々へ』
④活動状況
農業技術論、農学論が専門で、新しい時代条件下での食料・農業・農村のあり方について、地域の実態に即して総合的に研究している。有機農業技術会議事務局長、日本有機農業学会の理事として有機農業に関する技術論や政策論の研究を進めている。地元農家と共に自然共生型地域づくりについての実践的プロジェクトにも取り組んでいる。
☆中島先生ご自身、無施肥無農薬の米作りをされている現役生産者です。
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★木戸 将之さん
自然栽培開始年 1992年
就農当時、周囲の生産者と同じような方法で米づくりに取り組む。
しかし稲が元気に育たず、古い文献を元に模索するようになる。読み取れたのは、技術だけではなく稲に対する気持ちの強さ。
そんな先人たちの稲作に取組む姿勢を学び、農の道に自然に寄り添いながら栽培されている。
種籾を一粒ずつ乾いた土の上に置いて、苗を一本いっぽん丁寧に育てている (乾田苗代)。
種一粒の力が発揮できるよう気持ちを込めて田んぼに向かう。
化学肥料や農薬を使用せず、藁・籾殻・米糠も入れず、自然の恵みである土とお日様
そして、山自体が御神体とされている三輪山からの水で栽培
田んぼごとの土に馴染んだ種籾を自家採種をし、稲刈りをした後は天日干しでじっくりと時間をかけてお日様と風で乾燥。
このように手間がかかるため、目の行き届く小規模稲作をされている。
毎年のように異常気象にも負けず、稲自身の持っている環境適応能力を発揮して元気に育ってくれている。
田んぼは稲を栽培するだけではなく、たくさんの生き物・微生物・菌たちと共存し命の循環が行われ、
稲刈り前から冬草が芽吹いてきて緑の絨毯になり、何も投入しなくても田んぼを豊かにしてくれる
そんな田んぼで、たくましく生命力豊かに育ったお米を食べて頂けることを何よりの喜びに日々の農作業に励んでいる。
近年は後進の育成にも力を入れ、全国各地で稲作検討会を開催し多くの方々に惜しみなく技術をお伝えされている。