今を「新しい戦前」にしない為に、6月は映画『ミサイル基地がやってきた 島で生きる』を上映しますが、7月は『映画 日本国憲法』を上映します。
今から20年前の戦後60年目を迎えた2005年、自衛隊のイラク派兵をきっかけに憲法についての踏み込んだ議論がはじまりました。
「映画 日本国憲法」の出発点は、国内のあまりに性急な改憲への動きを、世界に視野を広げて見つめ直す事でした。
憲法とは誰のためのものか、戦争の放棄を誓った前文や第9条を、今私たちはどう考えるのか。
本作品は、憲法制定の経緯や平和憲法の意義について、世界的な知の巨人たちが語った貴重なインタビュー集です。
そして、戦後80年目を迎える今年、世界ではロシア・ウクライナ戦争、イスラエルのパレスチナ紛争(ガザ地区への攻撃)などが行われており、日本は沖縄諸島にミサイル基地の建設やアメリカから1,150億円(10億ドル)もの武器購入をするなど軍備を増強しています。
20年経っても、科学や技術は発展したのに、平和に向かって世界や日本は進歩したどころか逆戻りしている気がします。
ジャン・ユンカーマン監督のことば「日本国憲法は、戦争へ導こうとする勢力に対する唯一の武器である」を今だからこそ考えてみませんか?
監督は、9.11の同時多発テロ後に言語学者ノーム・チョムスキーにインタビューした『チョムスキー9.11』のジャン・ユンカーマン。
なお、本作のインタビューに応えてくれたのは、歴史家のジョン・ダワー、作家・政治学者のC・ダグラス・ラミス、社会学者の日高六郎、日本国憲法草案作成に携わったベアテ・シロタ・ゴードン、政治学者のチャルマーズ・ジョンソン、シリアの民主活動家ミシェール・キーロ、レバノンのアル=サフィール新聞編集長のジョゼーフ・サマーハ、作家・映画監督のバン・チュンイ、韓国の女性運動のリーダー的存在のシン・ヘス、新進歴史家のハン・ホング、韓国歴史学の大家のカン・マンギル、そしてベトナム戦争以来長年にわたって米国の外交政策を鋭く批判する活動を続ける言語学者のノーム・チョムスキー。日本の憲法の在りようについて、世界有数の知識人たちによる多角的視点からとらえている。
【参加費】大人1,000円(18歳以下無料)
【定員】先着申込み20名です。
【参加申込み】
イベントページの参加ボタンでは申込みになりません。
右記のgoogleフォーム<
https://docs.google.com/forms/d/1beaL2tm7WHMPF6mBPCeyhkEDceIGW786HGRD7yQbWDI/ >にご記入頂くか、旭シネマスコープ<
YXNhaGkgISBjaW5lbWEgISBzY29ycCB8IGdtYWlsICEgY29t>までメールで参加お申しこみ下さい。
【駐車場】
「しきしまの家」の駐車場は他の利用者さんの迷惑になるので、「杉本こども園」前の駐車場をご利用下さい。
※ 歩行に不自由な方は「しきしまの家」の駐車場に停めて下さい。
【注意事項】
会場は「しきしまの家」“音楽室”です。
9:30から受付をしています。10:00丁度に上映開始できるようご協力下さい。
申込みをされてキャンセル連絡なく、欠席された場合はペナルティーがあります。
【『映画 日本国憲法』予告編】↓