pneuma 第5回定期演奏会「not-i 天と地をつなぐうた」

pneuma 第5回定期演奏会

「not-i 天と地をつなぐうた」
― 北欧のヨイク × 奄美の島唄 ―

2025/6/8(日)
開場: 19:00 / 開始: 19:30 / 終了: 21:10
場所: 日暮里サニーホール

日本ではなかなか出会えない、北欧の珠玉の女声合唱作品を、フィンランドで研鑽を積んだ指揮者・堅田優衣が、合唱を“空間芸術”と捉えるパフォーマンス集団pneumaと共にお届けします。

さらに、北欧音楽と響き合う東南アジア・日本の島唄も同時演奏。2025年3月NHK-BS「クラシック倶楽部」で放送されたエストニア国立男声合唱団による奄美民謡――その作曲を手がけた堅田優衣が、今回は女声版の奄美民謡を新たに紡ぎます。

北と南、遠く離れた地のうたが交わる特別な夜。
ここでしか聴けない響きを、ぜひ体感してください。

チケット情報： https://teket.jp/13616/48107
（コメントやメッセージでもチケットのご用意を承ります）

プログラム

◇Henning Sommerro
HIRTIR　雄鹿

◇Jukka Linkola
The Joiku　ヨイク

◇Anna-Mari Kähärä
Kuka nukkuu tuutussasi
誰がゆりかごで寝ているのか

◇Lisa Lestander (arr.)
Limu limu lima / Lille Lasse
リム リム リマ / 小さなラッセ

◇Pekka Kostiainen
Revontulet　オーロラ

◇R.Murray Schafer
GAMELAN　ガムラン

◇Ken Steven (arr.)
Cikala le Pong Pong
チカラ レ ポン ポン

◇瑞慶覧尚子 (arr.)
安里屋ユンタ

◇堅田優衣　(arr.)
月ぬ美しゃ

◇堅田優衣　(arr.)
奄美大島の３つの島唄

他

出演者
合唱：pneuma
指揮：堅田優衣

みどころ

「not-i (のち)」とは、沖縄で「ぬち」、奄美で「にゅち」と発音される「命」を意味する言葉。
北欧と奄美、一見遠く離れた土地に根付く“うた”には、どこか共鳴するものがあります。

本公演では、北欧のサーミ民族が自然や魂とつながるために歌い継いできた「ヨイク」と、奄美をはじめとする島々で暮らしの中に息づく「島唄」を取り上げ、天と地をつなぐうたをお届けします。

前半は、サーミ民族の伝統的なヨイクをテーマに、北欧の合唱作品を演奏。ヨイクは即興的に生まれる歌で、誰に、何に向けて歌うのかが重要とされます。その旋律には、大地や風、動物たちの声が溶け込み、歌うことで自然と一体になる感覚が息づいています。

後半は、「島唄」をテーマに、東南アジアの島々から八重山諸島、沖縄、奄美へと北上しながら、それぞれの地に根ざした歌を巡ります。島唄もまた、ヨイクと同じく口承で伝えられ、日々の営みの中で即興的に歌われてきました。

北と南、異なる文化の中で生まれながらも、どこか響き合う“うた”たち。

これら音楽が持つ共通の役割を探り、自然と調和する生き方を感じていただけるプログラムとなっています。

歌が紡ぐ世界を、ぜひ目と耳で体感してください。


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