南大阪教会は、大阪市阿倍野区阪南町にあるキリスト教の教会です。
1926年に創立され、2026年には創立100周年を迎えます。
創立100周年に向けて、老朽化した教会施設のリニューアルや、地域に開かれた教会を目指した取り組みを進めております。
今回のハイパーセミナーは、建築の歴史的価値を学び、教会施設の保全と地域に開かれた活動をみんなで考えるワークショップを行います。
①名建築の保全を目指して
南大阪教会は、世界的な建築家・村野藤吾が、そのキャリアの初期に設計したものです。
地域を長年にわたって見守ってきた歴史や、村野藤吾による現存最古の建築物であるという歴史的価値もふまえ、現在、文化庁から国へ「登録有形文化財」としての登録が答申されています。
しかし、一部に耐震工事を施してはいるものの、およそ100年前に建てられた建築を将来にわたって残していくためには、本格的な改修工事が必要で、多額の費用が必要になります。
そして、せっかく残すのであれば、単に建築として保存するだけではなく、「教会の施設」としての機能もきちんと持たせていきたいと考えています。
②地域に開かれた教会を目指して
これまで、南大阪教会では、地域に開かれた教会を目指して、隣接する幼稚園のPTAと連携した夏祭りやバザーなどのイベントを開催してきました。
しかし、コロナ禍の活動自粛や時代の流れにより、徐々にイベントの規模が縮小し、継続することが難しくなってきました。
地域に開かれた教会としての活動を継続するために、外部の団体等との連携協働や新しいアイデアが必要です。
③ハイパーセミナーの概要
前半のパートでは、イケフェス大阪（生きた建築ミュージアムフェスティバル大阪）の事務局長であり、様々な建築の改修工事を手掛けられている高岡伸一さんと、村野藤吾研究の第一人者である笠原一人さんをゲストにお迎えして、建築の歴史的価値や魅力についてお話しいただきます。
後半のパートでは、クラウドファンディングなどを活用した資金調達や、地域に開かれた教会にするための今後の活用方法や取り組みについて考えるワークショップを行います。
ぜひご参加ください。
〇内容
①シミポタの概要説明（シミポタ運営事務局）
②南大阪教会について（尾島 信之牧師）
③南大阪教会の歴史的価値と魅力について（高岡 伸一 ✕ 笠原 一人クロストーク）
④クラウドファンディングと地域に開かれた教会について（桃山学院大学 伊澤ゼミ）
⑤アイデア出しワークショップ
●タイトル：ハイパーセミナー㊸南大阪教会100周年プロジェクト～教会塔の保全と開かれた教会を目指して～
●日時：2025年10月13日（月・祝）16時00分～18時00分 （開場：15時30分）
●場所：日本基督教団 南大阪教会 礼拝堂 （大阪市阿倍野区阪南町1-30-5）
●参加費用：無料
●定員：現地参加100名（先着順・定員になり次第締め切り）
※オンライン（ZOOM）でも参加可能です。ZOOMのURLはお申込みの方に別途メールでお送りします。
●共催：日本基督教団 南大阪教会・シミポタ運営事務局
●協力：桃山学院大学 伊澤ゼミ
●応募方法：下記の応募フォームからお申込みください。
【応募フォーム】ハイパーセミナー㊸
https://forms.gle/PoHeXAk9aC56Cs7r9
〇ゲスト
近畿大学 教授 高岡伸一さん
京都工芸繊維大学 准教授 笠原一人さん
〇進行
あべのって学生部・社会教育士 増田 簡さん
You may also like the following events from 大阪市市民活動総合ポータル:
|
