ダンサー・振付家の砂連尾理(じゃれお・おさむ)と非営利の文化活動団体torindo(トリンド)による《とつとつダンス》。近年その活動を、オンラインや海外にも広げる《とつとつダンス》の“今”を共有するトークイベント・ワークショップを水性(東京都中野区)で行います。
《とつとつダンス》は、砂連尾理とtorindoが2009年から2020年まで京都府舞鶴市にある特別養護老人ホーム グレイスヴィルまいづるとともに行ってきた認知症高齢者・障害者と介護者とのダンスワークショップとダンス公演の名称です。2020年以降、その活動の場をオンラインや関東圏・鹿児島、さらには、海外へと広げ、国内外の複数のダンサーやアーティストを交えながら、認知症や高齢者の方、介護者の方とともに、ケアとアートをめぐる交流・対話の場を広げています。
2025年8月には、マレーシアの国際舞台芸術祭「ジョージタウン・フェスティバル」に参加し、地元のダンサー・アーティスト、高齢者、介護者とともに舞台公演を開催。2日間で計240名の方にご覧いただきました。
“からだ”による「とつとつダンス」の表現としてパフォーマンスを行う一方で、近年取り組んできた“ことば”による表現のひとつとして、今年度は、とつとつダンスの指南本といえる「ツールキット」をシンガポールのチームと制作しています。
1月24日(土)、25日(日)の2日間、《とつとつダンス》の軸である“ことば”と“からだ”、 この2本の柱に焦点を当て、トークイベントと、制作中の「ツールキット」を活用したワークショップを行います。各日、終わった後に参加者同士が気軽に参加できる交流会も行います。
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【1日目】
1月24日(土) 15:00~17:00
《とつとつダンス》の“ことば”を考える
シンガポールのチームと制作している、とつとつダンスの指南本「ツールキット」を活用し、ワークショップを行います。ファシリテーターは、大阪公演(2025年1月開催)に出演したダンサー・大迫健司が務めます。
その後、ワークショップをもとに、参加者の皆さんとカフェ形式の対話の場を設けます。
<ワークショップ・ファシリテーター> 大迫健司(ダンサー)、 砂連尾理(ダンサー・振付家)
<対話の場の参加アーティスト> 砂連尾理、大迫健司、神村恵(ダンサー・振付家)、石田智哉(映画監督)
<参加費> 無料
<定員> 15名(要事前申込、定員に達し次第受付フォーム終了)
※受付は14:30から行います。着替えの場がありませんので、動きやすい服装・靴でお越しください。
※17:00以降、ドリンクなどを片手に交流会(17:00~18:00/参加費500円/予約不要)を行います。
<申込み方法>
こちらのGoogleフォームよりお申込みください。
https://forms.gle/v6igUHjAQqW1GUdcA
【2日目】
1月25日(日)15:00~17:00
《とつとつダンス》の“からだ”を考える
国内外で活躍するダンサーの湯浅永麻さんをトークゲストに迎え、《とつとつダンス》の近年の活動を振り返ります。《とつとつダンス》の今年度の活動紹介・映像上映のほか、近年、様々な背景の人々とともにダンス創作やワークショップを実践する湯浅さんの活動についてお話を伺います。その後、湯浅さんと砂連尾理による対談を開催。認知症者・高齢者や障害のある方をはじめ、多様な人々とともにつくるダンス作品や活動の意義を見つめ直す機会とします。17:00からは、参加者のみなさんと語り合う交流会の場も設けます。ぜひご来場ください。
<参加費> 無料
<定員> 30名(要事前申込、定員に達し次第受付フォーム終了)
※受付は14:30から行います。
※17:00以降、ドリンクなどを片手に交流会(17:00~18:00/参加費500円/予約不要)を行います。
<申込み方法>
こちらのGoogleフォームよりお申込みください。
https://forms.gle/9zc7SkWJcxhbMXGF8
※各日とも、メールでお申込みの場合、①お名前、②メールアドレス、③電話番号、④人数 ⑤参加希望日をご記入の上、
dG9yaW5kb2luZm8gfCBnbWFpbCAhIGNvbQ==に送信ください。予約確認の折り返しメールをもって受付完了とさせていただきます。
主催:文化庁、一般社団法人torindo
企画制作:一般社団法人torindo
協力:水性