◇今回のテーマ
~リカバリーを説明してみよう~
リカバリー「回復」とは、元の状態に戻るということでしょうか?困難が訪れた時、その困難を消すことや、なかったことにするがリカバリーなのでしょうか?
いま、しんどいと思うことがあったとしても、充実した人生を送ることはできる。リカバリーとはどんなことなのか、一緒にお話したいと思います。
このリカバリーの学校は毎回参加できなくても、あるいは、途中からでも、参加できます。当日の調子を見て参加したいという方も歓迎します。
■開催詳細
◇日時:2025年8月9日(土) 10:00-12:00
◇会場: 井草地域区民センター
東京都杉並区下井草5丁目7番22号
第三集会室
交通アクセス
西武新宿線「井荻駅」(南口)から徒歩7分
関東バス(荻窪・下井草間)で「妙正寺池」下車徒歩2分
関東バス(荻窪駅・井荻駅間)「清水三丁目」下車徒歩3分
◇対象:患者さん、患者家族、支援者、医療者など、どなたでも参加可能
※参照するテキストは精神疾患の事例が多いですが、ここで言う「困難」はもっと広くとらえることができます。
◇内容
・自己紹介タイム(呼ばれたい名前だけでもOK)
・参加者全員で「リカバリーの学校の教科書」の読み込み
※テキストはこちらで用意します。
・対話による感想の共有
◇安心のためのルール
・お互いの時間を大切にする
・途中にトイレや気分転換に席をはずしてもいい
・話したくないときはパスができる
・非難や否定をしない
・言いふらさない
・情報交換は積極的に。でも、無理強いはしない
◇参加費:無料
※もしご協力いただける方は、会場費・運営費として、100円~300円ご負担いただけると助かります。
◇進行:なお
<プロフィール>コミュニケーター。適応障害で3回の休職を経験。発達障害と二次障害と付き合いながら、生活している。安心して対話ができる場に救われた経験から、ペイシェントサロン協会ファシリテーター養成講座を受講し、場づくりに取り組んでいる。聴くコミュニケーションサービスLivelyTalkのホスト“のっさん”としても活動中。
https://note.com/nosssssann
◇申し込み:不要(参加表明は大歓迎)
■参考情報
◇リカバリーの学校とは?
病気や境遇などによって生きる目標や望みを失った人が、自分らしい人生を取り戻し、充実した時間を過ごせるようになる、そのような経験を「リカバリー」と呼びます。リカバリーの学校は、当事者、支援者、家族が一緒になって、充実した人生を歩むために学ぶ場です。疾患経験者の体験談も交えて、自分の人生を充実させるために学びます。ここで学ぶべき内容は、疾患の有無に関係ないものでしょう。リカバリーの道は自分で歩むしかありませんが、一緒に歩いてくれる人がいると、でこぼこの道が歩きやすくなることがあります。
リカバリーの学校は、誰かひとりが先生になって何かを教える場所ではありません。テキストを参照し、その場にいる人たちと対話をしながら、それぞれが感じたことを大切にしましょう。
◇使用テキスト
『「リカバリーの学校の教科書 ~精神疾患があっても充実した人生を送れます』
https://www.editex.jp/books/267_recovery.html
リカバリーの学校で使用されている教材に詳しい解説と最新の知見を加え、リカバリーの実現やそのヒントを得るために役立つ書籍としてつくられています。リカバリーの体験談や書き込み式のシートを収載し、当事者がすぐに活用できる実践的な内容に仕上げてあります。
精神疾患の事例でリカバリーについて記述されていますが、他の疾患や、病気以外の困難に対しても「リカバリー」を考えることができます。
◇今後の予定
基本的に毎月第二土曜日の午前中に杉並区内の公民館などで、開催していきます
※9月は変則になる可能性あり