ツーリズム東美濃協議会(会長:松島祥久)は、2025年11月22日(土)・23日(日)の2日間、名古屋市千種区の星が丘テラスにて、岐阜県の新たな酒米品種「酔むすび(よいむすび)」をテーマにしたマルシェイベントを開催いたします。
本イベントは、岐阜県東美濃地域(可児市・多治見市・土岐市・瑞浪市・恵那市・中津川市)の商工会議所、十六銀行、東濃信用金庫、中部経済連合会で構成されるツーリズム東美濃協議会が、地域の共通資源である《酒・食・器》をテーマに展開してきた観光振興事業の一環として実施するものです。
■ 開催概要
・イベント名 東美濃 酔いが丘マルシェ2025 ~東美濃の酒・食・器が集まる2日間~
・開催日程 2025年11月22日(土)・23日(日) 両日 11:00~17:00 ※雨天中止
・会 場 星が丘テラス(名古屋市千種区星が丘元町)
・主 催 ツーリズム東美濃協議会(協力:岐阜県酒造組合連合会、名城大学農学部)
■ イベント概要
令和6(2024)醸造年度から本格的に使用が始まった新酒米「酔むすび」にスポットを当て、東美濃地域の《酒・食・器》を体感できるマルシェとして開催します。
会場では、酔むすびを用いた地酒の有料試飲(チケット制)や物販、地域の出展者による食や器のブースなど、東美濃の多彩な魅力を星が丘テラスにて楽しめます。
さらに、名城大学農学部とのコラボレーションによる特別公開講座「美食とお酒の広場」も実施。酔むすびの育種家や生産農家、酒蔵関係者、ソムリエなどをゲストに迎え、名城大学農学部・加藤雅士教授らの進行による講演や対談を2日間にわたり開催します。酒米開発の舞台裏や、日本酒づくりの新たな可能性について知ることができる貴重な機会です。
■ 主なみどころ
・「酔むすび」を使用した地酒などの有料試飲(チケット制)・販売
・「酔むすび」をテーマにした名城大学農学部との特別公開講座(講演・対談)
・東美濃の食・器を楽しめるマルシェブース
・東美濃地域の観光・文化、ふるさと納税の紹介コーナー
《特別企画》名城大学農学部公開講座「美食とお酒の広場」連携企画
名城大学農学部による社会連携講座「美食とお酒の広場」と連携したステージ企画として、東美濃地域を中心に誕生した新たな酒米品種「酔むすび(よいむすび)」に焦点を当て、その開発の背景や特徴、地域の酒造りへの広がりについて、専門家による講演やトークセッションを通じて掘り下げます。
● 11/22(土) 13:40~14:50《新たな酒米の育種に至った経緯と試行錯誤から》
1日目のステージでは、名城大学農学部・加藤雅士教授のモデレートのもと、岐阜県中山間農業研究所中津川支所の研究員・工藤渓汰氏をゲストに迎え、「酔むすび」の育種について深く掘り下げます。
工藤氏からは、酔むすびが誕生するまでの経緯や試行錯誤のプロセスを交えながら、酒米育種の現場や研究の実際について紹介。新たな品種が生まれる背景と、東美濃地域での酒造りにおける可能性を分かりやすく解説します。
また、後半のトークセッションには、酒蔵関係者として中島醸造株式会社 代表取締役社長・中島修生氏が登壇。酒蔵の立場から、酔むすびの育種プロセスをどのように捉えているのか、そして実際の酒造りにおいてこの酒米をどのように活かしていくのかについてトークセッションを行います。研究と現場、双方の視点から「酔むすび」の魅力を深く理解できる内容です。
•モデレーター:加藤雅士 氏(名城大学農学部 教授)
•プレゼンテーター:工藤渓汰 氏(中山間農業研究所中津川支所 研究員)
•トークショーゲスト:中島修生 氏(中島醸造 取締役)
● 11/23(日) 13:40~14:50《新たな酒米の可能性と課題》
2日目は、酒米生産と醸造、そして飲食の現場に焦点を当て、酒米生産者・蔵元・ソムリエによるトークセッションを実施します。
モデレーターを務めるのは、Meets Nakasendo合同会社 代表社員・宮田久司氏。ゲストには、酒米生産を担う板橋茂晴氏(日吉機械化営農組合)、醸造の現場を代表して渡會充晃氏(岩村醸造株式会社 代表取締役)、そしてソムリエの視点から石田陽介氏(株式会社ノットワーク 代表取締役)を迎え、三者の立場から「酔むすび」の魅力と可能性を語ります。
•モデレーター:宮田久司 氏(Meets Nakasendo合同会社 代表社員)
•トークショーゲスト:板橋茂晴 氏(日吉機械化営農組合)、渡會充晃 氏(岩村醸造 代表取締役)、石田陽介 氏(ソムリエ・(株)ノットワーク 代表取締役)