琉球・沖縄における性暴力と継続する植民地主義

　敗戦80年をむかえる夏､第７回の日本軍「慰安婦」問題を記憶・継承する会 京都は､
『琉球・沖縄における性暴力と継続する植民地主義』をテーマに､高里鈴代さんの講演会とパネルディスカッションに取り組みます。
　
　軍隊「慰安婦」が生みだされる根底には民族差別､ジェンダー差別があります。旧日本軍性奴隷の被害者には日本人もいました。中でも被害が大きかったのは沖縄です。しかし､彼女たちの多くは戦後も名乗り出ることはありませんでした。

　私たちの会はこれまで､朝鮮半島､中国､インドネシア､そして日本人女性の日本軍「慰安婦」被害の実相を学び､次の世代に記憶する取り組みを重ねてきました。今年は「沖縄」における軍性暴力について､過去といまの連続性をテーマに企画します。

　南西諸島で新たな軍事強化。「ひめゆり学徒」と沖縄戦の歴史を否定する為政者。いまなお基地あるがゆえの女性たちの苦しみに連なる問題について､ご一緒に考えあいましょう。

　講師の高里鈴代さんは､在沖米兵をふくむすべての性暴力の根絶をめざし､沖縄で女性が動くとき、その真ん中にはいつも高里さんの姿があります。

8/10（日）14時〜　キャンパスプラザ京都
参加費 1000円（学生・障がい者は無料）

オンライン参加（1000円）を希望される方は､事前にお申し込みください。