子どもたちはじめ、若者が主役&楽しめる「ウナギと生きる未来を考えるシンポジウム」を水俣で開催♪
”銀ウナギ”をはじめ、水俣の海や川で捕れた生き物を展示したミニ水族館&実際に触れるタッチプールも会場内にご用意。
これまでのウナギとのもやい直し活動の様子がわかる、写真や絵、標本も展示。
森里海連環学の田中克 京都大学名誉教授の基調講演はじめ、子ども・若者たちのウナギや身近な環境のこれから、未来を考えた活動や取り組みの発表もあります。
お茶を飲みながら、楽しくおしゃべりしながら、ウナギと生きる未来、おいしい鰻丼や鰻重を食べ続けられるようにするにはどうしたらいいかなど考えてみましょう。
是非、誰もが楽しめるシンポジウムに、一緒にしていきましょう♪
【開催日】令和7年10月19日(日)
【開催場所案】エコパーク水俣 ナーサリー
※詳細な位置はご確認を、道の駅等とは別場所
【プログラム案】
13:00 開場、受付開始
屋外;ミニ水族館&タッチプール 〜15:30頃
(水俣川や百間水路、水俣湾の生き物たち)
※展示時間は、天候や生き物の状態によって変更する可能性があります
屋内;標本・絵画・写真展示場 〜17:00
(ウナギとのもやい直し活動の様子&成果)
13:30〜13:40 オープニング
☆開会、趣旨説明、諸注意・案内事項等
☆ウナギとのもやい直し活動の動画上映
13:40〜15:30 講演・発表会(7題、休憩1回含む)
❶基調講演「ウナギと‟対話”し、共に生きる未来を拓く」
森里海連環学 田中 克 (京都大学名誉教授)
❷「森から海を見つめ、海から森を見つめる~林業科が取り組むアマモ場再生活動~」
熊本県立芦北高等学校 林業科 アマモ班
❸「ガサガサ&投網漁で出会った水俣川下流の生き物たち
〜捕って触って観察&スケッチをして(食べて)感じたこと〜」
松本歌蓮(水俣二小6年)・永田登大(水俣二小5年)
❹「水俣川でウナギかぐら漁をやってみよう!」
澤井葉介(水俣二小5年)・澤井柊晴(水俣二中3年)
❺「エコパーク水俣の間伐木竹・剪定枝を活用したウナギ魚礁づくり」
大澤里季(袋中3年)
❻「汽水性水路におけるウナギの魚礁利用と共に生息する生物」
大澤風季(熊本県立水俣高等学校2年)
❼「ウナギと共に拓く水俣の未来を探る〜ウナギとのもやい直し活動〜」
塩根嗣理(自然処 代表)
15:30〜16:20 ウナギとのもやい直しを考えるワークショップ
(世代ごとのグループでワイワイと語り合おう)
☆ウナギと共に生きる未来を考える対話
☆未来に向けた「ウナギとのもやい直し宣言」づくり
16:20〜16:30 クロージング
(ウナギとのもやい直し宣言、ふりかえり、総評)
16:30〜17:00 お楽しみ会&茶話会
☆ウナギクイズ(地元のおいしいものの賞品あるかも!?)
☆記念撮影 & SNS発信(若者考案ハッシュタグ使用)
☆歓談&ネットワーキングタイム
17:00 閉会
【主催】ハートリンク水俣(エコパーク水俣指定管理者)
自然処(自然&地域おこし団体)
【お問合せ先】自然処(じねんしょ) 担当;塩根(しおね)
【協力】森里海を結ぶフォーラム、熊本県立芦北高等学校、
水俣川内水面漁業協同組合、水俣市漁業協同組合、
みなまた三原色の会
【背景】
大回遊を行いながらも、身近な環境に生息し、昔から食としても人気が高い「ウナギ」。
水俣でも、昔から親しまれ、地域色のある“ウナギかぐら漁”が行われ、人・車通りも盛んな国道の橋の上からもその様子が見られる身近な存在でした。しかし、ウナギは近年、大きく数を減らし、ニホンウナギも絶滅危惧種ともなり、築かれるウナギかぐらは、担い手の高齢化もあり減少、水俣の「ウナギ」及びウナギに関連した景色や文化も地域の人にとって、やや遠い存在となっています。
一方で、「ウナギ」が遠く、より高価な存在となったことで、‟ウナギと共に生きる地域社会” を未来志向目線で考える場が全国的に、あるいは国を超えて生まれつつあります。身近でありながら、自分たちの地域だけではどうにもできない生態も持つ「ウナギ」。
そこで、地域内外、世代を超えて、ウナギとの関係を築き直す“もやい直し”を考え、実践していく場を、この水俣にもひらき、ウナギとリジェネラティブの聖地?にしていけたらとの想いで、この会を企画いたしました。
※タッチプール及び生き物の展示は、天候や事前に捕獲・飼育の状況によって、内容が変更になる場合があります。
"銀ウナギ”も皆様に見ていただけるよう、無事に捕獲・当日まで飼育できますように🌟