2025年大河ドラマの主人公である蔦屋重三郎(通称「蔦重」)とは何者でしょうか?
「蔦屋書店」を展開する「TSUTAYA」の社名の由来にもなった、江戸時代屈指の「出版プロデューサー」です。
江戸時代後期の出版文化を、企画運営&人材発掘の面で支えた、重要人物のひとりと言えます。あるいは、江戸の笑いの一端を担ったと言ってもいいでしょう。
江戸幕府公認の遊郭である吉原の出身で、太田南畝や山東京伝などの文人墨客と親交を持ち、喜多川歌麿や東洲斎写楽などの浮世絵師を世に送り出し、のちに大成する若き日の「あの」作家や絵師とも交流があり、老中・松平定信が推し進める「寛政の改革」にしたたかに抗った、蔦屋重三郎について解説します。
【主な内容】
■新吉原で創業 - 売れっ子・朋誠堂喜三二&北尾重政と連携
■嗚呼御江戸で - 吉原細見「嗚呼御江戸」にあの大物が執筆
■通油町に進出 - 太田南畝と交わり、喜多川歌麿と知り合う
■黄表紙の流行 - 黄表紙の先駆者・恋川春町とも交流を持つ
■五十人一首で - 蔦重の人脈の中で最も身分の高い人物は?
■狂歌流行の後 - 狂歌で盛り上がった後の切り札・山東京伝
■寛政の改革で - 老中・松平定信の改革に、したたかに挑む
■美人画の歌麿 - 「當時(寛政)三美人」に込められた意図
■役者絵の写楽 - 役者絵の常識をひっくり返して鮮烈に登場
■蔦重伊勢参り - 神宮が目的ではない伊勢行きの目的とは?
■蔦重の墓碑に - 曰く「為人士気英邁 不修細節 接人以信」
参加ご希望の方は、「参加予定」を押してお知らせください。
(興味はあるけれどもまだ予定が分からない/予定が合わない方は「興味あり」でお知らせください)
■開催日時:
7/21(月祝)13:30~15:30
(13:00~ 受付)
■開催場所
金沢市ものづくり会館
談話室(正面入口から入ってすぐ前の1F和室)
(金沢市粟崎町80-1)
■参加費 2000円
(原則PayPayまたは北國銀行振込)
※当日現金払いは2500円
■駐車場 無料
※参加費のお支払い方法は、「参加予定」を押していただいた際に、 まつもとせいや から個別に、原則メッセンジャーでご連絡いたします。
【推奨】「PayPay」(手数料無料)
※使い方をメッセンジャーで個別にお知らせします
または北國銀行振込
(振込手数料はご負担ください)
または当日現金払い
(500円割高。さらに、PayPay払いおよび北國銀行振込の方が優先となりますのでご注意ください)
【講師プロフィール】
■講師 まつもとせいや
講座制作&講師。主な開催講座は以下の通り。
●ゼロからわかる『論語と算盤』表と裏 ~渋沢栄一的な生き方~
●何故彼は「嫌われ者」の汚名を着せられたのか? ~石田三成的な生き方~
●狂愚誠に愛すべし ~吉田松陰的な生き方~
●「ついでに」日本地図を作った男 ~伊能忠敬的な生き方~
●誠に変なもの也 之も命(めい)といふものか ~山本五十六的な生き方~
●「股くぐり」をあざ笑われ 「国士無双」と称賛され 「背水の陣」を敷いた男 ~韓信的な生き方~
●江戸屈指の出版プロデューサー 歌麿・写楽の仕掛け人 ~蔦屋重三郎的な生き方~
●「両兵衛」と称された「軍師」たち ~竹中半兵衛&黒田官兵衛的な生き方~
●「悪党」と呼ばれて「楠公」と称えられた「忠臣」~楠木正成的な生き方~
●笄斬りの又左衛門、加賀百万後の祖となる
~前田利家&まつ的な生き方~
●明治の呪い ~鎖国・日本人・学校・結婚・貞操の呪い~
●悩み苦しみの人生を乗り越えるブッダの智慧~アインシュタインも驚く仏教の「論理」~
●仏教の歴史人物外伝~釈迦とキリスト 空海と最澄 親鸞と日蓮 蓮如と一休 顕如と信長までをざっくりと~
●日本史で暴く「お金」の正体 ~古代から戦後まで~
●「女帝」たちの日本史 ~古代・卑弥呼から幕末・和宮まで~
●笑えるほどカンタンな日本国憲法入門 ~憲法成立の歴史&憲法ってなあに?~
●童貞臭の行動心理学 ~ストーカー予備軍の行動心理~
●書くことが苦手な人向け 文章講座 入門編
●ビギナー向け「講座の作り方」講座
※上記のうち、参加希望の講座がありましたら、講師 まつもとせいや までメッセンジャー等でお問い合わせください。新作講座の制作も承ります。
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