「科学とヒューマニズムは切り離せない ― 若者世代へどう伝えるか?」
📅 日時:2025年10月17日(金)18:00~20:00
📍 会場:桑野協立病院 多目的ホール(郡山市島2丁目9−18)
会場参加・ZOOM参加 どちらでも可
前回(第24回)では、「子育て世代・若者世代への伝え方」をめぐって多くの意見が交わされました。
原発事故から14年が経ち、当時高校生以下だった子どもたちは、事故の実態や健康影響についてほとんど知らされずに成長しています。
この「知らされなかった世代」に、どのように言葉を届けていくのか――。
今回の勉強会では、そうした若い世代への伝え方をテーマに、
「なぜ、今あらためて語る必要があるのか」
「どのようにすれば、科学的事実と人権の問題を結びつけて伝えられるのか」
を、武谷三男の論理を手がかりに考えていきます。
武谷が『思想を織る』(1985)で述べた、
「正しい意味の『許容量』というのは、人権の立場でなければ決して出てこない概念である」
という言葉は、今もなお原発事故後の社会を読み解く重要な視点を与えてくれます。
科学が人権の上に立つのではなく、「科学を人間のために取り戻す」という武谷の思想。
それは、八巻俊憲さんが提起してこられた「安全性の考え方 ― 市民の論理」とも深く響き合います。
科学の客観性を絶対視するのではなく、
そこに生きる人々の価値や尊厳を基盤に置く――。
この視点を、若者たちにどう伝えていけるのかを一緒に考えたいと思います。
参加方法
📍 会場参加
桑野協立病院 多目的ホール
(郡山市島2丁目9−18)
💻 ZOOM参加
トピック:武谷三男から学ぶ原発事故後の「福島」 #25
時刻:2025年10月17日(金)17:45 開場/18:00 開始
🔗 Zoomミーティングに参加する
https://us02web.zoom.us/j/5801573440?pwd=NVB5bXZweXVJbWxESWhvcFBzMk9BZz09&omn=81202972030
ミーティングID:580 157 3440
パスコード:1KrRg5
メール
aGFwcHkgISBpc2xhbmQzMTEgfCBnbWFpbCAhIGNvbQ==
電話 090-5237-4312(すずき)
🎓 サポート:八巻俊憲
郡山市在住。東北大学工学部卒。元福島県立高校理科教員。武谷三男の科学技術思想研究で博士号(東京工業大学大学院社会理工学研究科)専門は科学史・科学技術社会論。現在、原子力市民委員会福島原発事故部会及び武谷三男史料研究会等に参加
📚参考:武谷三男とは
理論物理学者・科学思想家。1911年生まれ。原子力や科学技術に対する批判的思考を展開し、「三段階論」「技術論」「科学とヒューマニズムの不可分性」などを主張。1985年に語った回想録『思想を織る』は、今日なお多くの示唆を与えています。
https://ja.wikipedia.org/wiki/武谷三男
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