命をまるごといただく九州の食 ―
不可食部を食べる知恵から価値を再定義する
日本一早く海外とつながり、豊かな海と山に恵まれた九州。
その食文化は、交易で磨かれ、貧困で鍛えられ、宗教と武士の知恵に支えられてきました。
豚骨スープやもつ鍋、鶏皮、クジラ、鰹節――九州では、骨も皮も内臓も、小魚も、できる限り食べられる形に変えてきました。
本セミナーでは、「不可食部」を価値に変えてきた九州の食の歴史と知恵をたどりながら、「九州の食」の価値をサステナビリティと健康の視点から再定義します。
食の現場に関わる皆さまと、ご一緒に考えたいと思います。
枕崎の鰹節は、頭も骨も内臓も捨てない。
九州の食は、不可食部まで活かす“使い切る文化”を受け継いできた。
豚骨、鶏ガラ、鶏皮、もつ鍋、もつ焼き、タテガミ、明太子…。
動物も魚も、命をまるごといただく知恵がここにはある。
いま世界は、循環と持続可能性を求めている。
九州の食に宿るこの知恵こそ、その答えになり得る。
九州の食の価値を再定義し、皆さんと共有したい。
◉講師:若林宗男(わかばやし・むねお)
・一般社団法人九州の食の創立メンバーとして、設立以来ずっと理事を務めてきました。
・2022年3月に始めた「セミナー&交流会」では、企画から運営まで関わり、継続を支えてきました。
・事業構想大学院大学の特任教授として、「修士論文ゼミ」「観光まちづくり」を担当。
・八女商工会議所の観光プロジェクトでは、白壁の町に古民家ホテルを提案し、2020年に開業。
・この取り組みは今年、第9回ジャパン・ツーリズム・アワードの審査員特別賞を受賞しました。
・内閣府の地域活性化伝道師として、各地ののまちづくりにも関わっています。
・また、熊本市地域通訳案内士として、旅の現場で実際にお客様をご案内する“プロガイド”としても活動中。
・一般社団法人九州通訳・翻訳者・ガイド協会の理事として、来年2月に福岡市で開催される第21回世界観光ガイド連盟(WFTGA)福岡総会では、渉外部長として国際会議の企画・運営・営業・広報を担当しています。
・食・観光・地域の力をつなぎながら、九州の魅力を世界へ届ける活動を続けています。
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日 時:12月11日(木曜日)18:00~21:30
◆セミナー:18:00~18:45
休 憩 :18:45~19:00 ※交流会のセッティング等
◆交流会 :19:00~21:00
◯セミナー参加費
1,000円(九州の食の会員は無料で参加できます)
◯交 流 会 参加費
5,000円(交流会参加及び飲食代となります)
◯場 所
竹乃屋福岡空港店
福岡市博多区下臼井767-1
福岡空港国内線旅客ターミナル3階
◉参加申込方法:以下からお申し込み下さい。
https://www.kyushunoshoku.or.jp/form?form_id=114
※上記URLからのお申し込みが正式なお申し込みになります。
※会場準備のため12月9日(火)の12時までにお知らせ(予約)ください。
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