月は、同じ時間に見上げても、形と場所が日々違います。
月の形を見れば、旧暦の日付が分かります。
月と太陽の暦を巧みに合わせた太陰太陽暦(旧暦)。それを知ると私たち日本人が大切にしてきた自然とのかかわりや年中行事の関わりに納得します。
寒い冬に「新春」、桃の花が咲いていない時期の「ひなまつり」、梅雨真っただ中の「七夕」など・・。新暦によって、日本人の季節感が損なわれてしまっている気がします。
新月から満月へ、そして、また新月と繰り返すひと月は、太陽の暦とは少しずれていきます。その「ずれ」を直すのに「閏月」というものが入ってきます。
今年は、閏6月が入りました。旧暦の夏は4、5、6月ですから、夏が長かったのです。
異常気象+長い夏。本当に苦しい夏でしたね。
秋のお楽しみ「お月見」はさわやかに迎えたいと願っています。中秋の名月ではなく、「後の月」とも呼ばれる「十三夜」の夜。まさにその夜に、北鎌倉の趣ある茶室「宝庵」でちょっと欠けたお月さまを愛でましょう。
「宝庵」は、山口文象設計、TV番組『百年名家』でも特集された由緒ある本格茶室です。夜の宝庵でしっぽりと、おいしい和のお料理と季節の日本酒を召し上がっていただく贅沢な時間をご提供します。
お食事は、旬の食材を丁寧に仕上げるhanamusubi(あさだけいこ氏主宰)さん担当。毎回、驚くような趣向で素敵なお料理を出してくれます。
ご用意する日本酒は2種類。秋は、何と言っても「ひやおろし」ですね。厳選してご用意いたします!お酒はグラス販売ですので、飲めない方もぜひご参加ください!
そして、この日、月の近くに土星がいます。晴れたら天体望遠鏡で、見てみましょう!
日時:2025年11月2日(日)「十三夜」 17:30~ 約2時間
会場:北鎌倉 たからの庭 茶室「宝庵(ほうあん)」
参加費:お一人様 7,000円(講座+お料理+乾杯のお酒)※乾杯以降のお酒はグラス販売
お話:宙の学校校長 かわいじゅんこ
お申込み:ピーティックス
https://peatix.com/event/4562718/dashboard
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