国宝瑞龍寺の大茶堂にて、心地よい風が入る中、田口眞嗣先生のご講演を聞く会も三回目となりました。
前回まではこどもの非認知能力向上といったテーマでお話頂いておりました。また、関連ワークショップも別会場で開催し、大変好評を頂いて次回開催が待たれるとお声を頂いております。
そんな中で、今回は自然環境の中での活動の大切さとお互いを認め合う活動の大切さというテーマでお話頂こうと思っております。
コロナ禍の体験や災害が多くなっていること、また今年のような暑さなど、こどもだけでなく大人も取り巻く環境の変化や生活スタイルの変化から、私たちが今まで普通にしていた体験がしづらくなっています。
畳のイグサの香りを知らない子やご飯の焦げる香りを知らずに真っ黒にしてしまう子。ケンカの加減が分からない、言われないと外での遊び方が分からない、友達とどう話せばいいのか考えて話せなくなってしまうという切実な話も聞きます。
また、発達神経症の特性のある方、HSPなどの繊細な特性のある方が多くなり、集団生活やコミュニケーションの場面で困っている方が増えてきています。そこから学校に行きづらい・不登校を選ぶということもあります。
そこで、今回は自然環境の中での活動がこどもだけではなく、大人にとってもどの世代にとっても大切なものであること・お互いを認め合う活動や心の変化につながる影響や効果があることを含め、数多くのエピソードを交えて具体的な活動内容や言葉がけなどお話して頂くことになりました。
日々お子さんと向き合う保護者の方をはじめ、こどもに関わるお仕事の方も、普段から様々な方々と触れ合うことの多い方も、ぜひご参加頂きたいと思っております。
たくさんの方のご参加を心よりお待ちしております。
みんなの寺子屋実行委員会
『第三回 田口眞嗣先生講演会~今だからこそ、自然体験の大切さとお互いを認め合う活動の大切さについてお話を聞こう!~』
日時:11月9日(日)13:30~16:00
13:30~15:00 お話し
15:10~16:00 質疑応答
会場:国宝瑞龍寺 大茶堂 (高岡市関本町35)
参加費:高校生以上 1500円
※拝観受付で拝観料が別途必要です。
お申込み:メッセンジャーでご連絡頂くか、下記までご連絡をお願い致します。または、チラシ表のQRから申し込みフォームにご記入ください。
主催:みんなの寺子屋実行委員会
協力:(社)小さな冒険学舎
後援:高岡市・高岡市教育委員会
〈講師紹介〉
田口眞嗣先生
(株)オンウィップス代表取締役
長野県北安曇郡白馬村在住、大阪府出身。
大阪体育大学卒業。フィールドネーム[BOSS]
【主な活動歴】
政府・地域行政主導事業への指導参加をする傍ら、体験活動プログラムの企画・運営に23年従事し、年間平均9000名の方々へ直接指導を実践し、現在に至る。
外務省:沖縄県国際ジュニアリーダー養成事業チームビルディング講師
内閣府:子育て支援リーダー養成講座講師
文部科学省:子どもと自然をつなぐプラットフォーム形成事業コーディネーター
文部科学省:児童自己肯定感向上プロジェクト研究員
アジア諸国訪日東京オリンピック代表候補選手団日本研修会チームビルディング講師
独立行政法人国際協力機構(JICA)コミュニケーションスキル講座講師
長野県教育委員会:子どもリーダー養成講座主任講師
長野県自然保育認定制度:保育士対象全体研修講師
コナミスポーツクラブ:野外活動プログラム受け入れ8年間のべ40000人に指導
白馬村主催学習旅行プログラム受け入れ事務局長5年従事
檜原村森のおもちゃ美術館・長門おもちゃ美術館・花巻おもちゃ美術館主催外遊びイベント指導
【現在各地で非認知能力向上を主とした教育メソッドを作成展開中】
①保育園(京都府亀岡市)にて「遊育」メソッドを導入した保育を指導実践中
②体育スクール(大阪府枚方市)にて「脳育体育」メソッド開発実践中
③スイミングスクール(滋賀県・大阪府)にて「脳育スイミング」メソッド開発実践中
④カヌースクール(滋賀県琵琶湖)にて「湖育プログラム」の実践指導中
⑤森林スペースを活用した「森育・木育プログラム」を各地で実践中
【所属団体と役割】
特別非営利法人自然体験活動推進協議会常任理事 安全部会長
NPO法人蓼科・八ヶ岳国際自然学校理事
檜原森のおもちゃ美術館 親善大使
独立行政法人国際協力機構(JICA)駒ヶ根・二本松訓練所講師
野外教育学会 会員