竹田市民公開講座アルティザン・トーク第43回ご案内
2025年9月20日(土)14:00〜16:00
会場 竹田総合学院(竹田市植木731 旧竹田中学校)
会費 入場無料(ハートマネー・投げ銭形式によるご厚志をお受けします)
語り手 瀧下(石川)珠美さん ウェブデザイナー・パソコン教室PASSO代表、長湯アルベルゴ・ディフーゾ協会事務局、B・B・C長湯(長期滞在施設と林の中の小さな図書館)スタッフ、直入町梶屋在住
聞き手 藤原惠洋 建築史家・九州大学名誉教授・工学博士・藝術学修士・たけたアルティザンカフェ主宰
テーマ 集落ただ一人の小学生を見守る子育てママの冒険とアポリア〜私たちはどこから来て、今どこにいて、これからどこへ行くのか〜
対談ご案内
竹田市直入町梶屋。典型的な中山間地の一角、集落ただ一人の小学3年生を見守り育てる子育てママの冒険譚とアポリアの相剋は聞けば聞くほど興味深い。
若い頃、珠美さんは大分高校特進コース(1993平成5年(39回)卒業)から教育者の育成で名高い国立東京学芸大学教育学部へ進学、さぞかし真面目な青春時代だったのですねと問うと「違うんですよ。根っからの東京ヤクルトスワローズ推しの女子高生だったんで神宮球場へ応援に行きたい一心で東京へ進学を夢見たので〜す」とケラケラ笑う。考えた挙句、学生寮の充実ぶりから国立大学でもお茶の水女子大学を捨て東京学芸大学へ。学生時代は中央線でせっせと神宮球場応援へ駆けつけ「つばめ女子」を堪能。
教員免許状を取得、卒業後は故郷の大分県豊後大野市へ戻り小学校の臨時講師へ。教育最前線の学校現場を通し、子どもを「教える」ことと子どもから「教えられる」ことの面白さと難しさを肌で感じていきました。
そんな折、竹田市の生き活き興起雇用創出!ボランティア活動を通して知り合ったパートナーと人生の出会いが!著しい少子高齢化を見せる直入町梶屋に移住、耕作放棄地や荒れ放題の森林を再生するボランティア活動等を展開。さらに骨董の達人のパートナーとともにJR豊後竹田駅前の好適地に「ランチカフェらんぷ屋」と骨董屋「源右衛門」を開業。縁あって竹田伝来のカレーパンづくりも3代目として続けました。(テレビ朝日「人生の楽園」(2011年11月放映)に詳しい)
その頃、珠美さんは授かった玉のような赤ちゃんを育てつつ、台頭するICT時代へウェブデザイナーとして得意技を生かし、地域格差のハンディを克服すべく、子どもたちへの学習支援やパソコン教室PASSOを展開、じつに八面六臂の大活躍です。地元長湯温泉の魅力とポテンシャルを再生する活動へも多面的に関わっています。当日は、このような珠美さんの足跡に刻まれた冒険譚と克服すべき地域課題やアポリア(解決困難な課題)への取り組みを聞き出します。
万象お繰り合わせの上、奮ってご参加ください。
主催・問い合わせ/ 藤原惠洋 たけたアルティザン・カフェ事務局 竹田総合学院(竹田市植木731) 2階藤原惠洋アトリエ 携帯 080-6880-3077 メール dr.keiyo.f[あっとま〜く]gmail.com
※感染症の拡大防止にご協力ください。
※日程が変更になる場合があります。チラシ・ふ印ブログ・Facebook などでお知らせします。