〜平和への祈りを愛と共に〜
被爆ピアノコンサート&特攻隊ミュージカル「流れる雲よ」映画上映会
場所:豊明市文化会館小ホール
時間:1100開場
1130開演
1300被爆ピアノコンサート終演
1330流れる雲よ上映会
1500終演
参加費:無料
(事前申し込み優先)
*未就学のお子様連れの方もどうぞご参加ください。
その際、他のお客様へのご配慮にご協力いただきますようお願いいたします。
※無料イベントですが、席数把握のため事前予約をお願いします。(同席者様、お席が必要なお子様分の人数を含めてお申し込みください)
予約状況により、お席をご用意できない場合もございますのでご了承ください。
お申し込みフォーム
https://forms.gle/YXnvj3yRkZEc29hY8
2025年度に終戦80年を迎えるにあたり、戦争の悲惨さを振り返るとともに、平和の大切さを市民に啓発することを目的とした平和事業として、
豊明市の協力をいただき、被爆ピアノコンサート&特攻隊ミュージカル「流れる雲よ」映画上映会を、開催させていただける運びとなりました。
2023年5月に豊明市勅使池での被爆ピアノコンサートがきっかけで結成された愛の環実行委員会が主催させていただきます。
戦争から80年、戦争を経験した私の祖父は私が28歳の時に他界しました。戦争の話を聞かせてもらっていた幼い時の記憶は、薄れつつあります。
今こうして私たちが生きている平和な生活は、決して当たり前ではなく、そのように生きることができなかった方々の、それでも懸命に生きてくださった
人生の上に成り立っているということを、忘れてはいけないと思います。
被爆ピアノとは、原爆投下時1945年8月6日広島、8月9日長崎で爆心地より約3km以内で原爆の爆風、熱線、放射能等の被害を受けたピアノの事を言います。
https://www.ygtc.jp/index.html
2023年に被爆ピアノにふれさせていただいた時、その傷ついたピアノを見た時、込み上げてくるものがありました。
その時代を過ごしたピアノから、そしてそのピアノが奏でる音から、言葉で表すことが難しい
様々な感覚を受け取りました。
教科書で学んだ内容だけでは、感じることができないことを、少しでもこれからを生きていく若い方々にも感じ取ってもらえるのではないかと思います。
被爆ピアノを全国に運ばれ、平和への願いを込めて活動されている矢川光則さんを、お招きして、お話をしていただきます。矢川さんは広島で被爆二世として生まれピアノ調律師として45年自らのトラックで2001年より被爆(ひろしま原爆)ピアノ平和コンサートを全国で開催されていらっしゃいます。
原爆を乗り越えたピアノが奏でる音は平和と地球を大切にする心をやさしく伝えるとおっしゃっています。
今回は、豊明市に住む小学生、中学生、高校生、大人の方に被爆ピアノを演奏いただき、愛の環実行委員会としても
被爆ピアノと共に、平和、命をテーマとした歌をお届けする予定です。
後半は、特攻隊ミュージカル「流れる雲よ」の映画上映会を開催します。
私は2019年にこのミュージカルを主人と見に行きました。
直前に喧嘩をして、二人で不機嫌なまま無言で会場を訪れました。
見終わった後は、二人で号泣し、感じた思いを共有し合わなければ!と
帰りに見つけた定食屋さんで語り合ったことが思い出です。
このミュージカルで「今、日本はいい国ですか?」と問われました。
先人の方が、命をかけて守ってくださった日本を、胸を張って「いい国です!」
と私たちは言えるのだろうか、、、
今をどう生きるか、この命をどう使うのか?を真正面から問いかけられる
素晴らしいミュージカルです。
https://nagarerukumoyo-nagoya.com
(毎年名古屋でも公演されており、
2025年は9月5日6日 10月4日5日
に予定されています。)
出演者
━お話し━ 矢川光則氏
1952年に広島に生まれ、18才で上京した後、大手ピアノメーカ等の勤務を経て、1993年に生まれ育った広島の地で、ヤガワ楽器調律センターを開業。
1995年にピアノ工房の建設を機に古いピアノの再生を行い福祉施設等への寄与をする奉仕活動を始める。
奉仕活動を重ねる中「 被爆(ひろしま原爆)ピアノ」と出会い、2001年より平和記念公園でコンサートを始め、
現在は全国で「 被爆(ひろしま原爆)ピアノ、平和コンサート」を開催している。
1972年 河合楽器ピアノ調律技術者養成所卒業
1972年 河合楽器製作所入社
1981年 広島市内の楽器店に調律師として勤務
1993年 ヤガワ楽器調律センター開業
1995年 ピアノ工房建設
2003年 広島市民表彰(市民賞)受賞
2010年 著書「海をわたる被爆ピアノ」(講談社)刊行
2012年 国際文化交流奨励賞受賞
2015年 県民文化奨励賞受賞
2019年 谷本清平和賞受賞
━歌━ サユリンゴジラ
名古屋ビジュアルアーツ専門学校、在学中から、バー、カフェ等で音楽活動をははじめる。
結婚を機に活動休止する。
子育てが一段落し、自宅で歌の教室をはじめる。
2021年 絵本『しゃちほこいけとぽこ』を作成
2022年 9月9日 金剱宮で歌を奉納する
2022年 歌とウクレレのユニット『ひだまり姉妹』をプロデュース
2022年 オリジナルアルバム『日常の子守唄』リリース
2023年 絵本「きぶくれ女王様」を作成 龍の教え、Milky Wayをリリース
2024年 MU-U 無有、慈愛の舞数々の新曲をリリース
━映画━ 流れる雲よ
あらすじ
大東亜戦争。
鹿児島の特攻隊空港基地で、整備兵の中原正人と、特攻隊員の坂本光太郎は不思議な電波がラジオから響いてくるのを耳にする。
この放送内容は、
ニューヨークの貿易センタービルに飛行機が突っ込んだこと、日本人のメジャーリーグでの活躍、そして自爆テロを「神風」と呼んでいる事など。
2人は奇妙な放送が、西暦2025年から聞こえてくる未来のラジオである事に気づくのだった。
そして1945年8月15日に終戦となることを知り、2人は愕然しつつも、その事を上官達に報告し、無駄な特攻攻撃をやめさせようとするが…。
敗戦を知りながら何故自分達は特攻するのか、悩み始める光太郎。
そして光太郎の特攻前夜、ラジオの神様から奇跡の放送が届くのだった。
2019年名古屋で公演された際録画された、映画の上映です。
申し込みフォーム
https://forms.gle/YXnvj3yRkZEc29hY8
被爆・終戦80周年平和記念事業
豊明市平和推進補助事業
協力:宮地楽器
流れる雲よ名古屋実行委員会
豊明高校、星城高校、藤田医科大学、桜花大学
後援:豊明市、豊明市教育委員会