東京の「農」の今と未来を学ぶ「東京農サロン」。 第83回となる今回のテーマは、東京の命の源・奥多摩町 と、そこで育まれる「奥多摩わさび」です。
江戸時代には徳川将軍へ献上されていた この希少な名産品が今、存続の危機に瀕しています。
東京都最大の面積を誇り 、都民の水がめ「奥多摩湖」を抱く奥多摩町 。その深山幽谷の沢沿いでのみ、「ワサビ田」と呼ばれる石と砂利の段々畑で、清涼な水を使って育てられるのが奥多摩わさびです。 しかし、近年の大型台風による壊滅的な打撃を受け 、その伝統は途絶えかねない状況にあります。
今回のサロンでは、この危機的状況に立ち向かうお二人をゲストにお招きします。
一人は、地域おこし協力隊として移住し、現在は議員として、また組合の副組合長としてわさび栽培を守る伊藤英人さん。 もう一人は、アウトドアガイドから転身し、兄弟で「わさびブラザーズ」として被災したわさび田を復旧、「奥多摩のわさびを世界へ」と発信する角井仁さんです。
知られざる東京の秘境 で、日本の希少な食文化を未来へ繋ぐための「新たな挑戦」 に迫ります。
お申し込みはこちら
https://x.gd/BFAdI
■ 日時
2025年11月19日(水) 18:45~20:00 (18:30 受付開始)
※終了後、21:00まで懇親会を予定
■ 会場
赤坂見附「東京農村」4F
■ ゲスト
・伊藤 英人 氏(奥多摩町議会議員 / 奥多摩山葵栽培組合副組合長) ・角井 仁 氏(株式会社TOKYO WASABI代表 / 奥多摩わさび生産者)
■ 司会進行
・小野 淳(株式会社農天気 / NPO法人くにたち農園の会)
■ トークテーマ
・日本固有の希少野菜「山葵」づくりはまさに探検?
・奥多摩わさびが直面する危機的状況
・奥多摩わさびの歴史と新たな挑戦
・アウトドアのプロがわさび田を承継「わさびブラザーズ」の野望
■ タイムスケジュール
18:30- 受付開始
18:45- 導入
18:50- 伊藤さんのお話
19:10- 角井さんのお話
19:30- 質疑応答・ディスカッション
20:00- 懇親会
21:00 終了
■ 参加費
3000円
※懇親会の軽飲食込み
※事前にPeatixよりお申し込みください
https://x.gd/BFAdI
■申し込み
事前にPeatixからお申込み・お支払いください。
※Facebookページの参加ボタンだけでは参加申し込みになりませんのでご注意ください。
※定員17名。人数に達した場合は、参加をお断りする場合がありますのでご了承ください。
※オンライン配信はありません。
■特別協賛 株式会社ITS
■主催 一般社団法人MURA・株式会社農天気
■協賛 株式会社シフラ・株式会社エマリコくにたち・国分寺中村農園
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ゲストプロフィール
伊藤 英人(いとう ひでと)氏
奥多摩町議会議員 / 奥多摩山葵栽培組合副組合長
1979年生まれ、八王子市出身 。2011年に東京都初の農林水産省「田舎で働き隊」(現在の地域おこし協力隊)として奥多摩町へ移住し、ワサビ栽培などに従事 。現在は町議会議員、奥多摩山葵栽培組合副組合長などをつとめる 。「ワサビ栽培は、水を守り森を守り山を守り、人間をふくむたくさんの命を育む」という信念のもと、奥多摩のワサビとともに、東京の森の豊かさを発信している 。
角井 仁(つのい ひとし)氏
株式会社TOKYO WASABI代表 / 奥多摩わさび生産者
神奈川県横須賀市出身 。ニュージーランドでのアウトドアガイド経験を経てアウトドア会社を起業後、奥多摩へ移住 。兄弟で未経験からわさび農家に挑戦し「WASABI BROTHERS」と呼ばれる 。被災したわさび田を復旧し「奥多摩のわさびを世界へ」を掲げ、栽培・収穫体験ツアー・フードトラックを展開 。地域課題の解決と伝統文化の継承を目指し、活動を続けている 。