『修復的』あるいは『リストラティブ』という言葉を知っていますか?
最近、聞いたけどどんな意味だろう?と思ったあなた。
『修復的正義』ってなんだか固くて、難しい・・・と思っているあなた。
どうぞ、水俣にお越しください。
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日本が世界に誇る環境都市であるだけではなく『修復的正義タウン』の水俣に、世界の紛争/内戦地帯で、修復的な対話のサークルである『リストラティブ・ダイアログ(RD)』を開いてきたDukeさんを招いて、2日間のワークショップを開きます。
熊本大学で修復的正義や紛争解決学を教えていて、水俣在住の石原明子先生が、現地コーディネータそして企画を担ってくださっています。
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水俣でRestorative(修復的)な私になる―頭と魂と体が震える時間
頭:Dukeさんのセミナーで
魂:水俣の人と出会って、
Dukeさんの向こう側にいる内戦地の人たちと出会って
体:水俣の空気と太陽とおいしいもの
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『修復的』が何かを知らなくても、『水俣』の歴史やいまを知らなくても、大丈夫です。
ピン!と来たら、あるいは心が動いたら、どうぞ、ご一緒ください。
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【日程】
<ワークショップ〜2日間>
11月8日(土) 10時半~18時くらいまで
11月9日(日) 9時~17時くらいまで
*ワークショップは2日間のご参加を想定して組み立てていますので、どうぞ両日共にご参加ください。
<オプショナル・ツアー(水俣フィールドワーク)>
11月10日(月)9時〜15時
*地元のMinamata Impact Tourによる水俣フィールドワークツアーです。
【対象者】
・平和構築、修復的な対話などに興味がある方。
・また、平和構築や修復的な対話などの経験がなくても、上記を読んでピンと来た方ならどなたでも、大歓迎です。
・NVC(非暴力コミュニケーション)の知識や経験がなくても大丈夫です。
【内容】
1日目:
まずは石原先生が「修復的正義」とは何か?水俣開催の意図や意味を説明くださいます。
そしてDukeさんが、RD(修復的な対話のサークル)の説明。地元の美味しいお昼ご飯の後は、実際にみんなでサークルを体験。サークルのパワーを体感します。
2日目:
対立や紛争が起こってから、どう対応するか?を考え始めるよりも、学校、チーム、様々なコミュニティが何かが起こった時に「修復的なサークル」を持つことができるような仕組みづくりが大切です。その仕組みづくりを午前中、みんなで体験します。
地元の美味しいお弁当を頂いた後、午後は水俣の胎児性患者さんの語り部を聞きます。そして、ケーススタディと質疑応答。
石原先生は水俣と福島を、Dukeさんはアジアやアフリカなどでのサークルの体験を共有し、それが参加者みなさんの関わる場やコミュニティでどのように応用、活用可能かを考えます。
〜加えて〜
*1日目の夜は、希望者が参加する懇親会を予定しています。
*2日目の朝は、「ビーチヨガ」「水俣病フィールドワーク散歩」などのオプショナルツアーも予定しています。
(上記の料金は、ワークショップ費用とは別です)
【会場】
水俣 もやい直しセンターおれんじ館
〒867-0035 熊本県水俣市月浦195-2
TEL0966-62-2111
〜「もやい直し」とは「関係性の修復」を意味する水俣の言葉です〜
*会場までの移動に関しては下記をご覧ください。
【参加費用】
今回の参加費は スライディングスケール制 を採用しています。
・Dukeの来日にかかる渡航費や企画チームの持続可能性を支えること
・平和構築や修復的対話に関心のある方が、経済的な事情に関わらず参加できること
この2点を大切にしています。
① 今回の学びが専門的な活動やお仕事につながっている方
+今回の来日を経済的サポートしたい方:
40,000〜60,000円
② 上記金額だと経済的な理由で受講が難しいと感じられる方:
15,000円~40,000円で可能な額を選んでください。
③ 九州地区からのご参加の方
(九州の方に多く参加していただきたいため)
7,000円~40,000円で可能な額を選んでください
④水俣・津奈木・芦北・出水・人吉・天草等在住者
(地元の方に多く参加していただきたいため)
2000円~40000円で可能な額を選んでください
⑤熊本大学学生・教職員
(授業で参加の方は無料で、その他の方も割引がありますので、振り込まずに事務局からのご連絡をお待ちください)
【定員】
会場の都合で、最大で50名
【Dukeさんについて】
デューク・ドゥクシャラー(Duke Duchscherer)は、非暴力コミュニケーション国際センター(CNVC)の認定トレーナーであり、MKガンジー非暴力研究所の理事を8年間務めた経験を持つファシリテーターです。
世界各地で人と人をつなぎ、対立を乗り越えるための「対話の場」をつくってきました。これまでアジアやアフリカ、中東、ヨーロッパなど4大陸で活動し、戦争で傷ついた子どもたちや地域の平和活動家、政府や国連で働く人たちとも共に歩んできました。イスラエルとパレスチナ、ウクライナと親ロシア派地域、ネパールの内戦後の社会など、深い分断のある場で対話を支えてきた経験もあります。
彼の願いは、違いを認め合い、人間らしさを大切にしながら、安心して支え合える地域社会を増やしていくこと。そのために、必要とされる場所に足を運び、共に未来をつくることを喜びとして活動を続けています。
*Dukeさんのウェブサイトや動画へのリンクを最後にまとめていますので、どうぞご参照ください。
【石原明子(Duke in Minamataコーディネータ)について】
熊本大学教員。対立や葛藤から未来を拓く道筋を示す包括的(戦略的)コンフリクト変容や修復的正義の研究者と実践者。水俣で小学校1年生の娘と暮らし、子育てをしながら研究と社会実践を続けている。
「もやい直し」「医療コンフリクト」「水俣・福島の加害構造」などを扱い、理論を現場に還す循環を重視している。
講演では教育現場にも応用可能な対話の方法(サークルプロセスやメディエーション等)を紹介し、主張の背後にある感情やニーズを見つめ直すことが変化の鍵であると伝えている。
【会場までの移動に関して】
①福岡空港着→新幹線で博多から新水俣駅。
②熊本空港着→バスと電車で新水俣駅か、空港からレンタカーで会場へ。
③鹿児島空港着→空港から新水俣駅までバスがありますが一日に3・4本。あとはバスと電車とか、レンタカーでも水俣に来れます。
レンタカーを使える方は、鹿児島空港か熊本空港からレンタカーがおすすめです!
★新水俣駅から会場は、タクシーで15分~20分かかります(相乗りをお勧めします!)
【宿泊に関して】
ご自身でご手配をお願いします。
じゃらん等のインターネットサイトで予約できる以外の宿が結構あります。
下記の説明をご覧ください!
山や海の温泉地はおすすめです。
* 朝のビーチヨガプログラムに参加希望の方は、ヨガ会場が湯の児ビーチのため湯の児温泉での宿泊をお勧めします。
選択肢は・・・
<街中>
<海沿いの温泉(湯の児温泉)>
<山の温泉(湯の鶴温泉)> があります。
海沿いの温泉は朝ビーチの散歩がおすすめ。
山の温泉もマイナスイオンいっぱいのお散歩が最高です。
<街中>
・スーパーホテル水俣、ホテルサンライト(ビジネスホテル系、サンライトはちょっと古め)
<海沿いの温泉・湯の児温泉(市街地から4キロ)>
〇ちゃんとしているところ:
海と夕焼け
〇安宿(素泊まり、電話で予約):
松原旅館、斎藤旅館、白梅ゆらら
〇安宿(朝食付き、電話で予約):
温泉いわさき、松原荘
<山の温泉・湯の鶴温泉(市街地から8キロ)>
〇安宿(だけど素晴らしい古民家):
TOJIYA(TOJIYAのウェブサイトから予約)
〇旅館:
あさひ荘、鶴見荘(夕食をつけない場合には電話で予約)
※レンタカーなしで、湯の児温泉や湯の鶴の温泉に泊まる方は、新水俣駅となりの「観光案内所」で一人につき2000円のタクシーチケットを誰でももらうことができますので、それを利用してください。
【お昼ごはん・懇親会】
会場から歩ける距離にはコンビニも食堂もないため、下記をお申込書にて注文いただくか、朝のうちに購入してご自身でお持ちください。
・11月8日 昼
わっぱめし弁当 1100円
(肉ありor ベジタリアン(ただしかつお出汁使用)を選べます。)
・11月9日 昼
「修復」の哲学のしらす丼 1100円
(気候変動で魚がとれないこともあり、その場合にはメニュー変更になります)
・11月8日 夜懇親会
地元の食材を用いたエスニック 5500円
【主催】
リストラティブ・ダイアログ研修会
【協力】
熊本大学 石原明子研究室
Minamata Impact Tour
Hale Ola Hawaiʻi
【お申込み】
https://forms.gle/kZ8sDqEDKU1z7tzV8
のフォームからお申込みください。
【お問合せ】
ZHVrZW1pbmFtYXRhMjAyNSB8IGdtYWlsICEgY29t
までお願いします。
【参考情報】
<DukeさんやRD(修復的な対話のサークル)について>
・Duke Duchschererのウェブサイト(英語のみ)
https://togetherwethrive.world/
・Together for Peace(共に平和のために)
2018と2019にネパールで行われたリストラティブ・ダイアログの様子をまとめた35分の映像。日本語の自動字幕可。
・Raamro Aakha Ma
(In the Eye of the Good=善なるものの目のなかで)
ネパールで行われたリストラティブ・ダイアログの様子をまとめたもの。自動字幕つきません。
・Dialogue for healing αnd reconciliation
(癒しと和解のための対話)
デュークへの45分のインタビュー。
2021年12月。日本語の自動字幕可。
・How do we bring polarized communities together?
(2極化したコミュニティをどうやって結びつけるか?)
NVCアカデミーでのワークショップに先駆けてのデュークへの40分のインタビュー。2023年4月。日本語の自動字幕可。
・Needs, Strategies, Listening
(ニーズ、戦略、聴くこと)
デュークのワークショップから25分を切り出したもの。
2023年1月。
https://www.youtube.com/watch?app=desktop&v=IF7ibeio0oA
<水俣の修復的正義について(石原の書いたもの等)>
https://drive.google.com/.../115POHfAKOOhOS61tcrvw0x2Nyd7...
みなさんのお越しを楽しみにお待ちしております。