作品名 「カンタ!ティモール」 監督 広田 奈津子
彼らのことばが、うたが、いつまでも、心をはなれないのは、それがほんとうの物語だから。
7/18(金)【映画上映会】「カンタ!ティモール」
日時 2025年7月18日(金)
第1部 開場10:00 開演10:15~
ランチあります(予約制)12:20頃から
第2部 開場14:30 開演15:00~
第3部 開場16:50 開演17:10~
完全入れ替え制
上映時間 110分
会場 コミュニティカフェかがよひ会場
岩倉市昭和町1-23(おさや糸店ビル2階)
主催 コミュニティカフェかがよひ
協力 いわくらシネマ
料金 1000円+ワンオーダー
監督:広田 奈津子
助監督/音楽監修:小向サダム
監修:中川 数 ソウル・フラワー・ユニオン
南風島 渉
スチール:小幅文人/直井保彦
ドキュメンタリー/カラーDV/110分/4:3/ステレオ
2012年東ティモール・日本/日・英・テトゥン語
字幕:日・英・仏・テトゥン語/自主制作・初監督作品
公式サイト www.canta-timor.com
舞台は南海に浮かふ神々の島、テイモール。
ひとつの歌から始まった通命の旅が、音楽あふれるドキュメンタリー映画となった。
この島を襲った悲劇と、それを生き抜いた奇跡の人びと。その姿が、世界に希望の光を投げかける。
当時 23歳だった日本人女性監督は、人びととの暮らしの中で現地語を学び、彼らの歌に隠された本当の意味に触れてゆく。そして出会う、光をたたえるまなぎし。詩のようにつむがれる言楽の数々。
それは観る者の胸をそっと貫き、決して消えない余韻となる。
日本が深く関わりながら、ほとんと報道されなかった東ティモールの闘いをとりあげた、国内初の長編。
自主映画ながらも感動は国境を越え、5カ国100カ所以上の試写会で会場が心を渡わせた、愛すべきエチュード。
STORY 東テイモールで耳にした、ある青年の歌。日本帰国後もメロディが耳に残って離れない。
監督たちは青年を探すため場へ戻る。そして一つの旅が始まった一
「ねぇ仲間たち ねぇ大人たち 僕らのあやまちを大地は知っているよ」
秋はこう始まっていた。
直接的な言葉を歌えば命に危険が及ぶ、インドネシア軍事統制下にひっそりと歌われた歌だった。
青年に連れられて、監督たちは島の奥へと入っていく。
そこに広がるのは、精霊たちと共にある暮らし。青い海、たわわに実るマンゴー、はじけるような笑顔の人々。
常夏のおおきな太陽に照らされ、深い影を落とすのは、人々の命を奪った軍事侵略。
報道にのらない地下資源ビジネス、日本の驚くべき行動。
3人に1人が命を落としなから、彼らがり抜いたもの一
「悲しい。いつまでも悲しみは消えない。でもそれは怒りじゃない。怒りじゃないんだ。」
「人は空の星々と同じ 消えては 空を巡り また必ず君に会える」
弾丸が飛び交う中、人々は命をわけるように助け合い、そして笑い、歌った。
大地に生かされ、輪になって踊る、遊く懐かしい風景。
いつのまにか、ティモールの旅はそっと監督たちに問いかける。
愛すべきふるさと、日本の島々の姿を----。
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