ワークショップ型読書会 開催のお知らせ
【テーマ】介護と民俗学:新しい世界を開く「聞き書き」の力
『神、人を喰う』でサントリー学芸賞を受賞した気鋭の民俗学者は、あるとき大学をやめ、老人ホームで働きはじめる。そこで出会った「忘れられた日本人」たちの語りに身を委ねていると、やがて目の前に新しい世界が開けてきた……。
「知識」と「現場」を架橋し、高齢者ケアを革新する「介護民俗学」**という視点を、参加者全員で探求します。
【課題本】
『驚きの介護民俗学』(六車由実 著)
「事実を聞く」という行為がなぜ人を力づけるのか。聞き書きの圧倒的な可能性を活写し、高齢者ケアを革新する話題の書。
🗓️ 開催概要
項目
詳細
【日時】2026年2月14日(土)11:00~12:30
【場所】まちライブラリー@東大阪市文化創造館
(東大阪市御厨南2-3-4)
https://machi-library.org/where/detail/5171/
【形式】ワークショップ型読書会
【課題本】『驚きの介護民俗学』(六車由実 著)
【参加対象】介護・福祉に関わる方、民俗学に関心のある方、 「人間の尊厳」に関心のあるすべての方。
【カタリスト】梶正人(読書会ファシリテーター)
【定員】6名
【参加費】500円
【参加申し込み】まちライブラリーメールまたは、まちライブラリー受付カウンターにて事前予約して頂けます。
お申込みアドレスはこちら。
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【告知URL】
https://peatix.com/event/4736190/view
💡 読書会で探求する3つの視点
本書のテーマである「介護と民俗学」の接点について、六車さんの実体験のエピソード(「成り木責め」の歌など)をヒントに深く掘り下げます。
1. 介護現場は「民俗学の宝庫」である
高齢者の「語り」や「行動」は、しばしば失われた日本の風習や生活文化に深く結びついています。老人ホームという場所を、ムラの歴史や風習を記録する「フィールドワークの場」として捉え直す視点を共有します。
2. 民俗学は認知症に何ができるのか?
「幻覚」「同じ問いの繰り返し」といった認知症の言動を、単なる症状としてではなく、文化的な記憶の断片として捉えることで、利用者とのより深いコミュニケーションのヒントを探ります。
3. 「驚き続ける」ことの倫理的意義
現場の多忙さの中で「驚き」を失い、「分かったつもり」になってしまう現実に対し、民俗学的な探求心をもって「驚き続けること」が、いかに介護者の燃え尽きを防ぎ、利用者と対等に向き合うための始まりとなるのかを議論します。
さあ、あなたも「介護」の現場に眠る豊かな「語りの森」の入り口に立ってみませんか。
※持参いただいた本はまちライブラリーにご寄贈頂けると幸いです。
※発熱や咳・くしゃみ等の症状があるなど、体調不良の際は、ご来館をお控えください。