【接触技法の稽古会】
久しぶりですが、接触技法に特化した稽古会を開催します。
接触というのは、武術の師である甲野善紀先生の所へ通いだしてから段々と重要性を認識したテーマです。
それから人に触れる仕事をしたり、稽古を通じて人と触れてきました。
稽古していく中で、いつもどうしても考えてしまう事が「接触」でした。とても奥深いです。
それでも何年か考えて触れてみて、とりあえず自分の中で纏まってきたのでそれを整理してみました。
接触とは人が生まれてから死ぬまで必ず行っている事です。こうしてこの文面を見ている今でも地面と接触していますし、スマホと接触していると思います。
自分と他人
自分と空間
自分と自分
自分とモノ
自分と大地
何かに触れて、それを触れ分けるとは人の皮膚感、肌感がとても鋭敏だからです。
触れ方を変えると相手との関係性も変わってきます。頑張って押すと相手も頑張ります。柔らかく触れると相手も柔らかくなる傾向があります。
そんな触れる事を技法として観ていくとどんな事が起こるのか。是非私なりの接触技法を体感して頂きたいと思います。
武術の師匠である甲野善紀のメールマガジン『風の先、風の跡』より、以下の感想を頂きました。
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「それにしても、井上氏の接触系の技に対する対応力は見事に進化していて、私の腕を掴んでいる時の腰の落ち方は、観ていて美しさを感じるほどだった。
今後きっとさらなる上達をして、尋常ではない使い手になるのではないかと思う。このように身近で親しく研究稽古出来る人物にドンドン上達してもらう事は、私にとっても大変刺激になるし、本当に有難い事である。」
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以下、講座の主な内容です(変更の場合もあります)。
■衝突の触れ方と寄り添う触れ方
■「寄りかかる」と「乗せる」の違い
■水払いの手とスライムの原理
■接「点」と接「面」
■接触面からの崩しについて
■皮膚について
■接点軸と中心軸(瓢箪)
■応用
【場所】海老名市文化会館251和室
※場所は借りているだけですので問い合わせしないでください。
【定員】あり
【参加費】5000円
人と触れる仕事をされている方から、武術を稽古されている方、力みやすい方、対人関係を見直したい方、触れるというテーマに興味のある方などのご参加お待ちしております!
【お問い合せ】
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