今年の #ノブラボコンサートシリーズ は、楽器の誕生から105年を迎える十七絃箏の魅力を伝えるべく、同じ音域を持つチェロとの共演など、豊かで力強い楽器の声に注目して開催です!
ゲストには、美しい音色とスケールの大きな演奏が魅力的なチェリスト・鈴木皓矢さんをお迎えするとともに、ダンサーの小林啓子さん、中澤ユリサさん、岩田美希さんの三人をお迎えし、そのチェロの声との共演をお楽しみいただきます。
また、ゲストコンポーザーとしてフィンランド出身の作曲家 ユハ T・コスキネンさんをベルリンから迎え、2018年から互いの文化を持ち寄り一緒に取り組んできた新しい箏曲をつくるプロジェクトの最終作品《火の金砂子》を世界初演します。
さらに、本公演では小学生から高校生(6歳以上18歳以下)の皆さまを無料招待し、劇場での音楽体験の機会をご用意しました。
“チェスト・ヴォイス”とは、豊かな響きを持った低い音域の力強い声質のこと、十七絃箏とチェロ、そしてダンスが交わる低音の世界をご堪能ください!
----公演概要---
十七絃箏誕生105年記念 ノブラボ・コンサート・シリーズ vol.4
『チェスト・ヴォイス 〜十七絃箏とチェロの世界〜』
[コンセプト]
“チェスト・ヴォイス”とは、低い音域の力強く、豊かな響きを持っている声質のことである。
本公演では、その“チェスト・ヴォイス”を有する東西の伝統楽器(十七絃箏とチェロ)にフォーカスし、人の声に近似するとされる両楽器の魅力を届ける。
さらに、1921年に箏曲家・宮城道雄(1894-1956)によって考案された低音楽器の十七絃箏が105年の節目を迎えるのにあたり、一般には知られざる、その主奏楽器としての魅力と重要性を発信する。
[とき]2025年10月12日(日)13:30開場/14:00開演
[ところ]大和市文化創造拠点シリウス やまと芸術文化ホール サブホール(小田急江ノ島線・相鉄本線「大和」駅より徒歩3分)
[プログラム]
ユハ T.コスキネン作曲《火の金砂子》*’ 2025年新作・世界初演
ユハ T.コスキネン作曲《薄氷》チェロ独奏版 **
富貴晴美《Luminous Flux》
沢井忠夫作曲《めぐりめぐる》
C.サン=サーンス作曲「白鳥」《動物の謝肉祭》より
*プログラムは予告なしに変更になる場合があります。
[出演]
吉澤延隆(十七絃箏)
鈴木皓矢(チェロ)
小林啓子(ダンス)*’ **
中澤ユリサ(ダンス)**
岩田美希(ダンス)**
[入場料]一般:¥3,000(全席自由)
[無料招待]6歳以上18歳以下を対象に、希望される方は本公演にご招待(未就学児は入場不可)
無料招待をご希望される方は、以下の応募フォームよりお申し込みください。
[無料招待の応募フォーム]
https://forms.gle/LoN6fo4pRC5N1Hhf6
[主催]吉澤延隆箏曲研究所
[後援]日本・フィンランド新音楽協会