*日時:2025年10月25日(土)集合14時45分(ロビー)
~26日(日)12:30
*場所:淡路島(洲本市内ホテル)
*会費:17,000円(一泊朝食付)+夕食別途(近くの美味しい居酒屋さんへ)
*キャンセルポリシー:5日前まで無料、それ以降ホテル代の支払いがあるため5,000円を申し受けます。
*定員:10人(残席7)先着順
*締切:9月15日(月・祝)
*主催:令和大学 吉橋久美子・鈴木美苗・石田みのり
*ナビゲーター:吉橋久美子(聴くの働き研究家)
*お申し込み:Facebookの参加ボタンからお申し込みください。追って、以下をお尋ねするメッセージをお送りいたします。
やり取りをさせていただいて、予約成立となります。
・お名前・ふりがな・交通手段・連絡先(電話番号)
Facebookメッセンジャーグループを作ります
*プログラム:
10月25日(土) 15:00 澄まし処
18:30 夕食
夜 お風呂・語り合い
10月26日(日) 8:00 朝食
9:00 語り合い
10:00 チェックアウト
ショートトリップ 伊弉諾(イザナギ)神宮
12:30 解散
*内容:令和大学での澄まし処の読み解きとふりかえり
澄まし処とは:ミニカウンセリング・トレーニングの手法に倣って行う、「聴くこと」の探求
① 令和大学(※1)において、いしだみのりさんによって語られた音声記録を文字にした「問わず語り(※2)の記録」の「読み解き」をします※3。
※1.令和大学とは…(イベント案内ページより)
「感じる知・考える知」
令和大学は、思索と感性が交わる学びの場です。
正しさを競う「議論」ではなく、つながりの中から生まれる、「気づき」を大切にします。
他者の考え方を受けとめる中で、ご自身の内なる創造性や可能性が静かに開かれていく―そのような場としてご活用ください。
※2.問わず語りの記録
耳を澄まして聴く聴き手の前で、語り手が問わず語りに語った音声を活字にしたものです。
※3.読み解き
「問わず語りの記録」を丁寧にゆっくり読んでいくことです。
「時間の言葉・場所の言葉・問いの言葉」などを切り口として大切に読み進めることで、単に聴いただけではわからなかった語りの豊かさ、耳を澄ますことのはたらきが浮かび上がってきます。
②その後、耳を澄まして聴くこと、耳を澄まして聴いてもらうこと、の実践を行います。
*ご案内文
2025年6月29日、令和大学。愛知県豊田市にある能楽堂の舞台でいしだみのりさんが心に浮かんだことを語ってくださいました。
語るための原稿は用意されていませんでした。語ることを暗記しておられたわけでもありません。語る、と決めてくださってからの、心のなかでたくさんの自問自答を経て、その場に座って、立ち上がってくるものを言葉にする、というそのような時間でした。(澄まし処ではいつもそんなふうに語っていただきます)。
みのりさんの語りは、力強く、心の深いところを揺さぶって離さない、すごい物語でした。聴き手を代表して舞台に上がった私はみのりさんの言葉に射抜かれました。きっと、聴き手であった観客席の皆さんもなにかしら心震える思いをなさったと思います。私は持っていたハンカチをたびたび使いましたし、会場からすすり泣く声も聞こえてきました。会の後も、会う人ごとに、みのりさんの語りのすごさについて語り合うことになりました。
そして私はみのりさんにお願いしました。ぜひ、読み解きをさせてください、と。
読み解きをすることでますます深まるみのりさんという存在の姿。語りながら瞬間瞬間変容していく様を確認させていただくことになると思います。そして、不思議なのですが、読み解きをすることは参加者のお一人お一人が内面を見つめることにもつながります。もちろん、私にとっても。
令和大学・鈴木美苗さんとともに、みのりさんがお住まいである淡路島にお邪魔して、みのりさんが来てくださった道のりを味わったうえで、読み解きをさせていただきます。とても楽しみです。
*澄まし処(すましか)についてのご案内文
人の話を聴く、という、当たり前のようにしていることの働きをじっくり考えたことがありますか?相談を受けた時、なにか言わなくては、アドバイスしなくては、と思いがちですが、それを手放してみるとどんなことが起きるか、体験したことがありますか?
質問やアドバイスや共感などの言葉を挟まず、耳を澄まして聴く、というのは、聴くことの原点のようなものだと思います。ただ耳を澄ましたとき、語り手の世界がどのように展開するか、実際の録音記録を読み解きながら、探求しましょう。
専門家でなくとも、「隣る人」として耳を澄まして聴くことはできる、と思ってます。そのような人が居る場では、語り手の中にある言葉が浮かび上がってきたり、新たな言葉がうまれてきたりします。どうぞお気軽にお越しください。お会いできるのを楽しみにしています。
*ナビゲーター 吉橋久美子 プロフィール
1970年生まれ 奈良女子大学卒業後、株式会社大林組に勤務。環境のまちづくりに関わるため退職し、NPO環境市民で活動をしながら、京都大学大学院人間・環境学研究科の修士課程を修了。環境教育・まちづくりなどのワークショップのファシリテーションを担う。
2013年より聴くことのワークショップ「澄まし処」を開始。2025年7月現在、230回以上、950人ほどの方々と場を共にしてきた。現在は自治体の研究機関の研究員としても働き、子ども向けのお菓子での家づくりなどの建築ワークショップも行っている。一級建築士。愛知県豊田市在住