【明石がもっと好きになる学びの場】
「明石の偉人 梁田蛻巌」と聞いてピンとくる方は少ないのではないでしょうか。かく言う私も、今の仕事に就くまではその一人でした。蛻巌(1672‐1757)は明石藩に仕えた儒者であり、漢詩人の大家です。それだけでなく兵学や仏教、神道にも通じ、和歌や俳諧も好んだ博学多芸の人でした。前半生は江戸で不遇の時代を過ごしましたが、享保4(1719)年、明石藩への出仕が叶い、宝暦7年に没するまでの40年近くを明石で暮らしました。明石で藩士や近畿周辺の学者・文化人と親交をもち、その文化的活動は多くの足跡を現代に遺しています。
今回は、今に遺る蛻巌の足跡を具体的に紹介し、かつて明石の偉人として多くの人びとに知られた蛻巌の人物像に迫ります。
明石しごせんロマン塾は大蔵コミュニティ・センター主催の市民講座を受講した市民が立ち上げた明石エリアの歴史と文化が織りなす「共通のいにしえ」を学ぶための場です。明石で生きることのしあわせさとうれしさを感じ、明石をもっと好きなあなたになることができます。
国際的数学者の岡潔は著作「春宵十話」において日本的情緒についてこのように指摘しています。
「そこの人々がともになつかしむことのできる共通のいにしえを持つという強いつながりによって、たがいに結ばれているくにはしあわせだと思いませんか
ましてかような美しい歴史を持つ国に生まれたことをうれしいとは思いませんか」
明石しごせんロマン塾はこの日本的情緒を学びの中心に据え、大切にしています。
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■テーマ 明石の偉人、梁田蛻巌
■講師 明石市文化・スポーツ室歴史文化財担当 須貝隆弘氏
■開催日時 令和7年10月14日(火) 10:00~11:30
■会場 大蔵コミュニティセンター
■参加費 500円
■参加申込みは不要です。
当日直接会場へお越しください。
■問合せ先:細谷真人
携帯・SMS 080-3169-8579
メール
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◇大蔵コミセンや明石市役所へのお問い合わせはご遠慮ください
◇会場の大蔵コミュニティセンターは明石市立大蔵中学校の敷地内にあります(正門左手の建物)
◇駐車場はありません
◇明石駅前⑦番バス乗り場より 「明石高校・免許試験場」方面行きバス乗車
◇バス停「明石高校前」にて下車した真正面です
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