シネまるむすび『ウナイ 透明な闇 PFAS汚染に立ち向かう』
私たちが日々口にする水。成人の体の約60%、胎児では約90%が水分だそうです。生命の源である水。きれいな飲み水を選ぶ時代に、もしあなたが飲んでいる水が汚染されていたらどうしますか?
水をめぐり、いま起きている新たな環境問題がPFAS(有機フッ素化合物)です。このドキュメンタリー映画を通じて、PFASという化学物質の有害性や、それが生活用水に混入している現状について深く知ることが、問題意識を持つきっかけになると思います。
PFASについて知る、その上で悲観することなく、前に向かって進んでいく女性たちがいます。『ウナイ』とは沖縄の言葉で「女性」や「母」を意味します。生命を育む水を守り、大切な人たちを守りたい。そのために手を繋いで支え合っていく『ウナイ』たち。その勇気と行動力、そして連帯の力は、感銘と希望を与えてくれます。
映画では吉備中央町で暮らす女性の方が取り上げられています。二年前に発覚した吉備中央町でのPFAS問題。PFASが水道水の水源に混入して、円城浄水場からの水道水が汚染されました。その問題に対して市民グループとして活動する「円城浄水場PFAS有志の会」の代表 「小倉博司」さんをお迎えして、吉備中央町でのPFAS汚染についてのお話を伺います。
私たちが日々口にする水という身近なテーマから、見過ごされがちな深刻な社会・環境問題に光を当てる、示唆に富んだドキュメンタリー映画です。
PFASについて知り、一緒に考えていきましょう。— シネまるむすび
【イントロダクション】
すべては2016年に沖縄県が開いた会見から始まった。「県民45万人に供給する水道の水に化学物質PFASが含まれていた」 ̶との発表を受けて、 多くの人々の反応は「PFASって何?」というもの。 すぐに関心が高まったわけではなかった。 やがて立ち上がる女性たちも当初は他人事だった。しかし、米国ではすでに、がん、低体重出生など‥健康影響が確認されていた。
その深刻さに女性たちは気づいていく。「他のお母さんたちにも知らせなきゃ」と、彼女たちは街頭で涙ながらに訴え、調査や浄化を求める。しかし、沖縄では汚染発覚から9年経ってなお、汚染源の特定すら出来ない。なぜか!?汚染源とみられる基地への立ち入り調査を米軍が拒み続けるから。それでも、子どもたちのために諦めるわけにはいかないと徒手空拳の闘いを続ける女性たちは国連を目指す。
一方、米国や欧州ではPFASの毒性を重くみて規制の波が押し寄せる。その波を起こしたのは女性たちだった。こうした国の人々は、彼女たちの声に耳を傾け、現実を変えてきた。日本人は何をしてきたか?
【監督メッセージ】
「私は、執念深い」 監督である私の告白から始まる映画になりました。 映画をご覧になるみなさんが凍りついてしまわないか今から気が気でないですが、 笑ってもらえたら嬉しいです。
この映画は、 私が5年に渡り追ってきた “PFAS汚染” についての記録です。 起点となったのは9年前、 沖縄県民45万人が飲んできた水道水にPFAS・有機フッ素化 合物が含まれていたこと。 生まれたばかりの息子に水道水でつくったミルクを与えていた私は、「絶対、許さない」―そう思いました。
そうして気付いた時には、 世界の至る所で汚染問題の解決を求め立ち上がったたちに出会い、 言葉の壁を越え想いが通じ合う瞬間を何度も経験しました。 汚染問題に直面した彼女たちはどう生きたか……。 この先、 この社会がきらいになりそうな人にこそ見てほしい。 絶望の涙を、 ひとしずくの希望にかえて立つ女性たちの姿を。— 監督・平良いずみ
『ウナイ 透明な闇 PFAS汚染に立ち向かう』 (2025 年/日本/ 16:9 / 106 分) ©2025 GODOM 沖縄
監督=平良いずみ/プロデューサー=山里孫存 千葉聡史/音楽=半野喜弘 撮影=大城学 赤嶺信悟 編集=田邊志麻 山里孫存 構成=渡邊修一/製作=GODOM沖縄/製作協力・配給=太秦/文化庁文化芸術振興費補助金(日本映画製作支援事業)
独立行政法人日本芸術文化振興会
◆公式サイト
https://unai-pfas.jp
◆予告編
?si=QAVTIudT9U6jjDen
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シネまるむすび『ウナイ 透明な闇
PFAS汚染に立ち向かう』
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[上映日]
12月12日(金)、13日(土)、14日(日)、15日(月)
[ ゲストトーク]
12月13日(土)17時の回
小倉博司さん(円城浄水場PFAS有志の会 代表 )
[上映時間]
金曜日:13時半/19時
土・日・月曜日:13時半/17時
※上映の30分前に開場します。
[料金(税込)]
一般1800円、大学・高校生1500円、中・小学生1000円、小学生以下無料(但しお席を利用される場合には小学生料金となります)+1ドリンクチケット/シニア割(65歳以上)、ハンディキャップ割1600円+1ドリンクチケット※年齢がわかるもの、障がい者手帳の提示をお願いします。
[ドリンクチケット]
※料金は映画+ドリンクチケット(500円)となります。
※入場時にドリンクチケットをお求めいただきます。
※お好きな飲み物をお選びいただけます。
[会員制度]
※円結/シネまるむすびは会員制としています。
※初めてご来店の方は、入会登録費500円が別途かかります。
※ご登録時に「会員証」をお渡しします。
※18歳以下の方は入会登録不要です。
[定員]
20席(予約制)
※ご予約で満席となった時点でお申込みを締め切ります。
※車椅子でご鑑賞の方・小さなお子様連れの方については、駐車のご案内や、お席の事前予約を承っております。ご予約の際にお知らせください。
[ご予約]
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【健康管理】
●体調に不安がある方はご来場をお控えください。
●上映中は館内空調(ウイルス対応の空気清浄)を作動。
●上映毎に館内換気しています。
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【アクセス】
<お車の方>
駐車場住所:総社市東阿曽1395
店舗の横に専用駐車場があります。
駐車マナーをお守りください。
駐車料金は無料です。駐車場内の事故、トラブルには責任を負いかねます。
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<電車の方>
最寄り駅・桃太郎線「足守駅」より徒歩25分。街灯が少ないので夜間はお気をつけください。
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ご不明な場合はご連絡ください。
070-2442-1234
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