連続セミナー”台湾・継続する植民地戦争” 第3回 新田龍希「台湾「割譲」と植民地戦争」
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今年は「戦後80年」です。日本も、台湾も、そして世界全体が平和であることを願いながら、”台湾・継続する植民地戦争”という視角で台湾の人たちが戦争に巻き込まれてきた歴史を学ぶ連続セミナーを開催します。
第3回セミナーでは、新田龍希(台湾師範大学助理教授)さんに「台湾「割譲」と植民地戦争」というテーマでお話いただきます。
参加は無料、どなたでもご自由にご参加いただけます。
会場参加、オンライン参加の場合を含めて、コチラ↓のフォーム(第4回共通)から事前参加申し込みをお願いしています。
https://forms.gle/By9jDmmMUuuVZK2s8
〇第3回 台湾「割譲」と植民地戦争
日時:2025年7月24日(木)18時30分~20時30分(開場18時10分)
場所:キャンパスプラザ京都 第3講義室+Zoom配信
講師:新田龍希(台湾師範大学助理教授)
1860年に台湾が開港して以来、「台湾出兵」や清仏戦争など、この島は清と外国が遂行する戦争の渦中に巻き込まれてきました。また島内でも複数の叛乱が発生し、社会は独自の武装化を遂げてきました。そうした経験の積み重ねの上に、1895年の清による日本への台湾「割譲」及び日本軍上陸を契機とした「戦争」が起こります。本講演では、武装化していた台湾社会という点に着目して、この戦争を考えてみたいと思います。
〇講師略歴
国立台湾師範大学台湾史研究所助理教授
東京大学総合文化研究科博士課程修了(学術博士)。早稲田大学台湾研究所次席研究員などを経て現職。論文に「統治構造──清朝から台湾総督府へ、国家・社会関係の転換」(若林正丈・家永真幸編『台湾研究入門』東京大学出版会、2020年)、「胥吏と台湾の割譲──南部台湾における田賦徴収請負機構の解体をめぐって 」(『日本台湾学会報』21号、2019年)など。
〇タイトル写真説明
日本軍に抵抗した劉永福将軍が、足下にひざまずく樺山資紀台湾総督を尋問する図。空想の産物だが、「倭奴」(日本)に勝利することへの期待が込められている。中央左側「生蕃兵頭」の表象には、先住民に対する差別的な眼差しも刻印されている。上海の年画工房「吳文藝齋」作。大英図書館蔵。
〇これまでのセミナー
第1回セミナー 呉密察(元台湾大学教授/台湾近代史研究)「台湾史とはなにか?―植民地主義と戦争が交錯する400年」の見逃し配信動画をコチラからご視聴いただくことができます。
https://www.youtube.com/watch?v=0Q__3LVx-2c
第2回セミナー 宮岡真央子(福岡大学教授/文化人類学)「台湾の先住民族からみる日本の台湾出兵/牡丹社事件」の見逃し配信動画をコチラからご視聴いただくことができます。
https://www.youtube.com/watch?v=u0fgKymoIgo
第3回セミナーでは、新田龍希(台湾師範大学助理教授)さんに「台湾「割譲」と植民地戦争」というテーマでお話いただきます。
参加は無料、どなたでもご自由にご参加いただけます。
会場参加、オンライン参加の場合を含めて、コチラ↓のフォーム(第4回共通)から事前参加申し込みをお願いしています。
https://forms.gle/By9jDmmMUuuVZK2s8
〇第3回 台湾「割譲」と植民地戦争
日時:2025年7月24日(木)18時30分~20時30分(開場18時10分)
場所:キャンパスプラザ京都 第3講義室+Zoom配信
講師:新田龍希(台湾師範大学助理教授)
1860年に台湾が開港して以来、「台湾出兵」や清仏戦争など、この島は清と外国が遂行する戦争の渦中に巻き込まれてきました。また島内でも複数の叛乱が発生し、社会は独自の武装化を遂げてきました。そうした経験の積み重ねの上に、1895年の清による日本への台湾「割譲」及び日本軍上陸を契機とした「戦争」が起こります。本講演では、武装化していた台湾社会という点に着目して、この戦争を考えてみたいと思います。
〇講師略歴
国立台湾師範大学台湾史研究所助理教授
東京大学総合文化研究科博士課程修了(学術博士)。早稲田大学台湾研究所次席研究員などを経て現職。論文に「統治構造──清朝から台湾総督府へ、国家・社会関係の転換」(若林正丈・家永真幸編『台湾研究入門』東京大学出版会、2020年)、「胥吏と台湾の割譲──南部台湾における田賦徴収請負機構の解体をめぐって 」(『日本台湾学会報』21号、2019年)など。
〇タイトル写真説明
日本軍に抵抗した劉永福将軍が、足下にひざまずく樺山資紀台湾総督を尋問する図。空想の産物だが、「倭奴」(日本)に勝利することへの期待が込められている。中央左側「生蕃兵頭」の表象には、先住民に対する差別的な眼差しも刻印されている。上海の年画工房「吳文藝齋」作。大英図書館蔵。
〇これまでのセミナー
第1回セミナー 呉密察(元台湾大学教授/台湾近代史研究)「台湾史とはなにか?―植民地主義と戦争が交錯する400年」の見逃し配信動画をコチラからご視聴いただくことができます。
https://www.youtube.com/watch?v=0Q__3LVx-2c
第2回セミナー 宮岡真央子(福岡大学教授/文化人類学)「台湾の先住民族からみる日本の台湾出兵/牡丹社事件」の見逃し配信動画をコチラからご視聴いただくことができます。
https://www.youtube.com/watch?v=u0fgKymoIgo
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