TPlatでは2023年度から2024年度にかけて、県内で芸術・文化を支える役割を担う方々に「労働」にまつわるヒアリングを行ってきました。図らずも調査対象者11名のうち9名は女性となり、女性たちにジェンダーバランスの歪みの負荷が重くのしかかっていることを、「持続可能なアート活動のために -鳥取の個人的な芸術と労働についての話を収集する」2024年度 最終報告書で明らかにしました。
調査を経て確認したのは、同意できない状況で「ノー」を伝える術や表現する態度の重要性と、個人が安心して発言できる環境の必要性。これを踏まえ、2025年度は継続してフィメールラップサークルを開き、その中でアート活動に携わる人々が直面する具体的な問題を共有し、当事者のエンパワーメントを促進しようと活動しています。5月から変則的に木曜日に開催しています。
さらに今年度は、問題解決に向けた具体的なアクションとして、実践的な労働環境改善ガイドラインとしてのラップリリック(歌詞)の策定を目指します。2025年12月13日(土)には、通常のサークル活動に加えて、ガイドラインとなるラップづくりの中間報告となるライブ「My Rhyme, My Rights」も開催することになりました。ぜひ熱いバイブスを受け取ってください!
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フィメール・ラップ SAN-IN 2025
日程|2025年11月27日(木)
2025年12月11日(木)
※原則として奇数月第4木曜日ですが、都合により変更します。※ライブ前の為、上記2日間は既存メンバーの練習日として設定します。
時間|13:00-15:00 サークル ※10月までにレクチャーを受けた方対象
場所|ちいさいおうち(鳥取県米子市皆生温泉2-9-36)
参加費|500円(第一部から続けて参加の方は無料)
※お茶・お菓子付き
※レクチャーは昼食をとりながらの参加も可能です
対象|女性限定
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[ファシリテータ―]
岡田 有美子 / Yumiko Okada | キュレーター
Hip Hopが好き。パートナーの転職を機に縁もゆかりもなかった土地に引っ越してきたことで、家で1人で過ごす時間が増えた頃、家事をしながら聞いていたHip Hopが身に沁み入るようになる。さらにコロナ禍での妊娠、出産を経て、Hip Hopにのめり込む。ラップバトルの大会もよく見る。
水田 美世 / Miyo Mizuta | トット編集長
岡田有美子さんとの出会いによりラップの魅力に引き寄せられ、リリックを書きはじめる。2024年に「イトナミダイセン藝術祭」でラッパーMi-mi Blazeとしてデビュー。現在フロウ(ラップにおけるリズムや抑揚)強化中。「山陰」と韻を踏む「Sunning(日向ぼっこ)」をどう使おうか悩んでいる。
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問合せ|
aW5mbyB8IHRvdHRvLXJpICEgbmV0 / 090-2409-7984(水田)
主催|TPlat(ティープラット/一般社団法人鳥取クリエイティブプラットフォーム)
助成|令和7年度よりん彩活動支援事業補助金
協力|子どもの人権広場
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