屋久島と地球の未来を想うみなさんへ
生命の循環と共生が、曼荼羅のように広がる自然界。
人間社会がその一部として、乱れることなく調和する景色とは、どのようなものだろうか。
先祖からゆっくりと時間をかけて紡がれてきた過去。
これから紡がれていく未来。
そのあいだにある、束の間の「今」。
それは「たまゆら」――
玉のようにきらめき、響きあう一瞬。
儚くも、永遠につながるひとときです。
多様な生命にあふれる地球。
海からはじまり、微生物、植物、土、空気――
すべてが絡み合い、めぐり続けています。
それらは私たちそのものであり、
地球の喜びも哀しみも、すべては巡って、
私たちへ、そして未来へと受け継がれていきます。
この屋久島で、私たちはその循環の中に生きています。
島の森と水と海は、その「たまゆら」の瞬間を、
悠久の時の流れの中で見守り続けてきました。
そして今、この島から、青い地球と共に生きる未来を語り始めます。
屋久島と地球の未来会議は、
青い地球と共に生きたいと願う人々が集い、対話し、未来を共に描く場です。
屋久島から、世界へ。
この島で紡がれた希望の声を、これからの時代に届けていきます。
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テーマ（問い）
「青い地球と共に、私たちはどう生きるのか？」
屋久島は、自然と共に生きる共生と循環の文化と経済を、長い年月をかけて育んできた島です。
その指標となる「屋久島憲章」には、こう記されています。
人類と地球の宝である屋久島。
屋久杉を象徴とする大自然に抱かれ、神々に頭をたれ、流れに身を浄め、
大海の恵みに日々を委ねて人々が生きた島。
この島は、はるかな昔から人々の魂を揺さぶり続け、
近世森林の保全と活用で人々が苦しみ葛藤した島である。
そして今、物質文明の荒波を免れた屋久島は、
その存在そのものが人間に対する啓示であり、地球的テーマそのものである。
現代社会は、私たちに、地球や自然とどう共生していくのかという問いを投げかけています。
物質文明の荒波を免れたこの島だからこそ、私たちはその問いに深く向き合うことができます。
本会議では、8つのセッションを通じて、
多様な視点から「青い地球と共に私たちはどう生きるのか？」を探求します。
ここに集う仲間と共に、これからの暮らしや社会の姿を描いていきます。
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■正式名称: 屋久島と地球の未来会議 2026
■テーマ: 青い地球と共に私たちはどう生きるのか？
■日程: 2026年1月31日（土）～2月1日（日）
■会場: 屋久島町役場（屋久島町小瀬田849番地20）
■想定参加人数: 島民50名、島外50名程度
■後援（予定）: 鹿児島離島文化経済圏、他調整中
■協力（予定）: 島内関連団体、企業など調整中
■構成：
［DAY0］屋久島に触れるツアー・映画プラネタリー鑑賞：主に島外参加者向けに屋久島を感じ、地球につながる時間を過ごします
［DAY1］ローカルセッション・基調セッション：屋久島島内の各エリアに分散し、それぞれのフィールドでテーマごとに探求を深めます。また午後には、1つの会場に全員で集い、2日間を通底する問いを探求します
［DAY2］未来への共創セッション：各ローカルセッションでの体験を共有すると共に、その中から共通する全体的なテーマを見出し、さらに探求を深め未来を共創します
■プログラム詳細・チケット申込み：準備中につき１０月下旬に公開予定
■主催: NPO法人 HUB&LABOYakushima
「美しい風景と共に生きる人間性を育む」ことをミッションに、屋久島を舞台に “つなぐ・実験する・共創する” 活動を展開しています。
自然と人、人と人、地域と世界の関係性を紐解きながら、環境教育、リジェネラティブツーリズム、対話の場づくりを通して、青い地球と共に生きる文化を未来へと育んでいます。
